365日前向きに! ライフスタイルマガジン Vol.6 2021.12 Lifestyle Magazine 整理整頓でココロもスッキリ!溜め込まないためのマイルール 「今すぐできる、かんたん整理術 “キッチン編”」

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2021/12/22

毎日を心地よく過ごすためには、自分のライフスタイルを見つめ直してみるのもひとつの手。Curel MEMBERSHIPでは、食や暮らしなどの視点から、あなたがより自分らしく前向きに過ごせるtipsをお届けします。

今年は外出しにくい日々が続き、ご自身やご家族の仕事もテレワークになったりと、ライフスタイルが変わったという人が多かったのではないでしょうか。家で過ごす時間が増えるほど、もっと快適な空間で暮らしたいというお悩みも。そこで前回に続き、整理収納コンサルタント本多さおりさんに、快適な空間を作るためのコツを伺います。ぜひ日々の収納空間づくりの参考にしてみてください。  

<監修者プロフィール>

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整理収納コンサルタント 本多さおりさん

昔から収納の仕組みを考えることが得意で、そのコツをブログで発信。注目を集めて独立し今年で10年目。現在は整理収納だけでなく、暮らしを快適にするための家事全般について自著やメディアを通じてアドバイス。プライベートでは夫と二人の息子の4人家族。数年前に購入した自宅を家事がラクで家族が暮らしやすいようにフルリノベーションしたばかり。

まずは「整理」する場所を決めましょう

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整理整頓を始めると、意気込んであちこちに手をつける人もいますが、オススメは1箇所ずつ場所を決めて向き合うこと。特にファーストステップの「整理」は、今持っている全てのものを目の前に出して1つずつと向き合います。エリアを決めておかないと、物が溢れかえって収集がつかなくなる場合も。生活に密着している「キッチン」「ランドリー周り」「クローゼット」、「子ども部屋」などから始めるとスムーズかもしれません。
 
今回例に上げるのはキッチン。1日に何度も立って作業をする場所だから、調理器具やグッズ、調味料などが多くなりがち。もっと使い勝手よく収納できれば、ラクで快適だろうなと心のどこかで感じていませんか?毎日の生活の中で“使いにくい”“作業が捗らない”など不満を感じている場所から手をつけると、目的がハッキリしているので悩まず進められるんですよ。

「使っている?使っていない?」で判断して整理

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エリアが決定したら、その場所に収納してある全てのものを出し、グループ別にまとめます。キッチンの場合は、食器、調理器具、布もの、ラップやゴミ袋などの消耗品、調味料など。そして、グループごとに1つずつ見て、仕分けていきましょう。

ポイントは今使っているか、使っていないか。さらに使っているものは、よく使うのか、たまに使うのか、家族みんなが使うのか、自分だけが使うのか。よく使うものやお気に入りは1軍、使用頻度の低いモノや個人的なモノは2軍、あまり使わない、好きじゃないもの、使いにくいモノは3軍と仕分ける。この分ける作業こそが「整理」です。

収納は“よく使うもの=1軍”を優先

「整理」が終わったら、1軍に選んだものをどのように配置すると使いやすいかを考えます。実際に行う行動をシミュレーションしながらしっかり戦略を立てましょう。動線を確認するとベストな配置が見えてきます。使いやすい場所が見つかったら、ようやく「収納」です。このとき必要があれば収納グッスを導入してもOK。最初から収納グッズを買いに行く人も多いですが、使う目的や求める働きが定まってから用意するほうがピッタリなものを見つけられるはずです。

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1軍の収納が終わったら2軍にも手をつけます。使う頻度が限られているので引き出しの奥や高い場所など、ちょっと使いにくい場所に収納してもさほど不便ではありません。残った3軍は収納せず、いったんダンボールなどにしまって寝かせます。もし必要だなと思う時がきたら取り出せばいいですが、そのまま存在を忘れてしまう方のほうが多いようです。

いったん全てのものと向き合って収納する場所を決めたら、あとは毎日使ったものを元の場所に「片付け」て、「汚れをとる=掃除」するだけ
もうすぐ年末年始のお休みがやってきます。時間がかかる「整理」「収納」は、ぜひこのタイミングを利用して終わらせませんか?2022年が今よりもっと快適になり、来年からは年末の大掃除が必要なくなるはずです。

 
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次回は、家を整えることで起こる良い効果、そして本多さんのこだわり収納などについてもご紹介します。

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