カネボウ ルージュスターヴァイブラント
生命感ある仕上がりが続くラスティングルージュ
全14色 税込4,620円(希望小売価格)
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青山テルマさんのリアルな言葉を通じて、ポジティブに生きるヒントをお届けする新連載。2回目のテーマは、世の中でかわいいとされる“美の定義”との向き合い方。コラムの最後には、プレイパーク編集部がおすすめするハッピーコスメの紹介も!
青山テルマさん
アーティスト
2007 年メジャーデビュー後、翌年リリースした『そばにいるね feat.SoulJa』が大ヒット。明るくて元気なキャラクターが幅広い世代から支持を集め、現在はアーティスト活動のほか、MC やラジオパーソナリティなど多方面で活躍。
青山さん:SNSを見ていると、顔の輪郭やパーツの大きさ、形や位置…いわゆる“美の定義”みたいな情報がすごく溢れている気がする。でも、誰かが作ったかわいいとされる旬の顔にとらわれすぎて、それに当てはまらないから“自分はかわいくないのかな”って考えてしまうと、心がすごく苦しくなっちゃうと思うんだよね。
確かに昔から、そのときの流行りの顔や人気の顔があるけど、流行って本当に変化するからさ。眉毛の形やリップの塗り方だって、時代によって変わるでしょ? ちょっと前は太眉が人気だったのに、今度は細眉の人気が来たり、まつ毛がナチュラルからボリューミーなものに変化したり。だから、世の中的に今かわいいとされている“美の定義”みたいなものって、一旦、全部無視していいんじゃないかなって思ったりもするんだよね。
私自身、“美の定義”に合わせたメイクを一度は試してみるけれど、結局は、そんなにしっくりこないことも多いんだよね。「かわいい」って、自分が当てはまるかどうかチェックマークをつけて確認するものじゃないから、自分と違うところを目指す必要はないし、そもそも美しさに正解ってないと思うの。「かわいい」って感覚でしかないから。
青山さん:私も過去には、こういう顔がおしゃれでかわいい!みたいな言葉をSNSで見かけるたびに、自分と比べて落ち込んだ経験があるよ。“今トレンドのこの形のサングラスをかけたいけど、私の顔だと似合わないだろうな。あの人みたいな顔だったらなぁ…”って。流行りのリップの色を塗ったときに、“ん?なんか私だと違う…”ってなることもめちゃくちゃあったし。
でも、それがダメなことなのかって考えてみると、そうではないんだよ。自分の顔だからこそ似合うサングラスやリップの色だってあるわけだからさ、それを見つけておしゃれを楽しめばいいだけ。コンプレックスを追い続けても、楽しくないじゃない?今はメイクでコンプレックスをかわいく生かしたり、魅力的に見せたりすることもできる。そっちの方が楽しいと思うの。
最近はTikTokや加工アプリのフィルター技術も高まっていて、いろんな髪色や眉毛の形を変えて試せたりもするから、“これ、好きかも!”って思えるものを見つけたら、実際にメイクやヘアカラーで試してみるのもアリだと思う。そういう軽さって、新しい似合うものを見つけるためには大事だから。
青山さん:外見が整っている人もきれいだなと思うけど、私が心からかわいいって感じるのは、自分の人生を楽しんでいている人なんだよね。それってつまり、見た目とか顔よりも、その人自身が持っているものを最高に楽しめているかどうかってこと。例えば、旅に出たり、好きなことに夢中になったり、幸せな恋愛をしていたり。自分の人生を楽しんでいる人はエネルギーを放っているし、その雰囲気が顔に現れると思うの。
そう考えると、誰かが決めた“美の定義”と自分を比べて気分を振り回されるよりも、自分が心地よくいられる環境に身を置いたり、自分のことを認めてくれる人と一緒にいることが、かわいくいるためにはすごく大事だと思うんだよね。世の中の“美の定義”なんて、どうでもいいのよ。自分が似合うと思う服を着て、自分が最高だって思うメイクをして、楽しいところに行く。ただそれだけ。
正直私は、生まれ持ったこの顔で、かわいくありたいと思ってる。例え自分の顔が少し理想とは違っても、この顔に似合うものを探したら一番かわいくなれるってことじゃない?って前向きに捉えているんだよね(笑)。私はあなたにはなれないし、あなたも私にはなれない。でもだからこそ、それぞれに最高なものがあるはずだから、本当はかわいく生きることって超イージーなんだと思うよ。
“美の定義”にとらわれず自由に生きたい。
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※ご紹介したアイテムは、製造終了となることや価格が改定になることがあります。予めご了承ください。
公開日:2025年9月24日
青山テルマさん
アーティスト