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デザイニングアイブロウ3D(デュアルカラー) EX-4
ケイト
発信型メイクアップアーティストのかじえりさんが、眉の基本的な描き方を紹介。今っぽが叶う血色感の取り入れ方も必見です。
かじえりさん
メイクアップアーティスト兼美容系YouTuber。著書に「知りたいこと全部知ってかわいくなるメイクの教科書」(KADOKAWA)がある。
かじえりさん(以下:かじえり):みなさん、こんにちは!発信型メイクアップアーティストのかじえりです。眉は描き方次第で顔の印象ががらりと変わるので、メイクのお悩みが多いパーツのひとつですよね。実際にプレイパークにも眉毛がうまく描けないことへのお悩みが寄せられていました。そこで今回は眉の基本的な描き方を説明していきながら、今っぽが叶う血色感の取り入れ方も一緒にご紹介していきます。眉の基本的な描き方で押さえて欲しいポイントは次の5つです。
かじえり流 眉の基本的な描き方
POINT1 毛流れを整える
POINT2 眉の形を下描きする
POINT3 毛を一本一本描き足す
POINT4 濃淡をつくる
POINT5 自眉となじませる
更に今回は垢抜けた今っぽさを叶えるためにブラウンカラーに加えて血色感カラーも使っていきたいと思います。それでは実際に眉を描いていきましょう!
かじえり:最初にスクリューブラシで毛流れを整えていきます。眉は一本一本違う方向に生えているので、毛流れを整えてから眉を描いていくときれいに描けます。とかすときのポイントは、眉頭は立ち上げるように、眉中は横に向かって、眉山から眉尻は少し下げるように整えていくことです。
かじえり:次に眉の下描きをしていきます。アイブロウパウダーを使うことで自然な下描きができます。使うのは「ケイト デザイニングアイブロウ3D(デュアルカラー) EX-4」。「デザイニングアイブロウ3D」は私も以前から使っていますが、こちらは血色感カラーがセットになっています。すごい画期的!
最近はアイブロウも色がすごく豊富になってきて、アイシャドウみたいに自由に色が選べるからこそ、何を使ったらいいのかわからないという方も多いのではないかと思います。そんなときは、他のポイントメイクのカラーと合わせて統一感が出る色みを選ぶのがおすすめです。私が今つけているアイシャドウにはEX-4が似合うと思ったので、今回はこちらを使っていきます。最近はちょっと赤みのある眉がトレンドで垢抜けた印象になるので、血色感カラーを使うことで今っぽい眉に仕上がりますよ!
まず、濃い血色感カラーに付属のブラシを垂直に当てて取ります。次に、手の甲で少しなじませてから眉にのせます。アイブロウパウダーで眉を描く時は、ブラシを差し込む角度がポイントなんです。
ブラシは肌に対して、45度の角度で差し込む
そして眉山と眉尻の位置を決めます。ここで眉の形をつくっていくイメージです。眉山は、だいたい黒目の外側のラインから目尻の間、白目の上にあるときれいに見えます。ポンポンと印をつけるような感じで、描きましょう。
眉山は黒目の外側と目尻の間の白目の上に設定
眉尻の位置は眉頭よりも下がらないこと。そして、小鼻、目尻、眉尻が直線で繋がる位置に設定するときれいにバランスが取れます。そして眉山と眉尻の印と印を繋げていくように下描きをしていきます。あくまでも下描きなので濃くなりすぎないように注意していきましょう。
眉尻は小鼻・目尻・眉尻が直線になるように設定する
かじえり:次にアイブロウペンシルで毛を一本一本描き足していきます。使うのは「ケイト アイブロウペンシルZ BR-4」です。適度に芯が細くちょうどいい硬さなので、毛を描きやすいです!
先ほどのアイブロウパウダーの下描きに重ねるようにして描いていきます。一本ずつ、植えつけていくようなイメージで、サササッとナチュラルに毛を描きます。このとき、“ペン先を長く持つ”のもポイントです。
ペンシルはペン先を長く持つと、力が入りすぎずにナチュラルに描ける
短く持つと、筆圧が強くなり、眉全体が濃くのっぺりした印象になってしまうので、ペンシルは長く持ち、優しいタッチで描くのがおすすめ。そうすることで柔らかい雰囲気で、立体感のある自然な眉になります。眉中も少し整えていきます。眉頭まではいかずに、ちょうど黒目の上の辺りでストップして、眉の間を埋めていくようなイメージで、優しいタッチで描いていきます。
ペンシルで眉一本一本を描き足した状態(向かって左の眉のみ)
かじえり:次に「ケイト デザイニングアイブロウ3D(デュアルカラー) EX-4」で濃淡をつくりながら眉を整えていきます。
濃淡のある眉にするためには、眉頭、眉中、眉尻とパレットのブラウンカラーを左から順に使用していくこと。眉尻に一番濃いカラーを使用します。ここでもパウダーを垂直に取って、手の甲で少しなじませてからつけていきます。ブラシを差し込む角度は先ほどと同じく45度。眉尻を濃くすると、自然にグラデーションができます。
アイブロウパウダーで濃淡をつくりながら整える
次に、ブラシの太い方を使います。眉頭から眉中まで一番薄いブラウンと、2つの血色感カラーを混ぜて使っていきます。ブラシに1色ずつパウダーを取って手の甲でなじませながら3色をミックス。眉頭から眉中までクルクルとさせながらのせていきます。このとき、眉頭は本当に軽いタッチで眉の毛先に当たっているかな、と感じるぐらいのソフトタッチで大丈夫です。そのまま眉中まで軽くなじませて、眉を整えます。眉頭にも血色感カラーが入ることで、より今っぽい眉に仕上がります。
パウダーが完成した状態(向かって左の眉のみ)。ほんのりと血色感を感じる仕上がりに
かじえり:最後にケイトの眉マスカラ「3DアイブロウカラーN BR-3」で自眉をなじませます。眉マスカラは何色を使ってもいいのですが、今回、私の眉は少し赤っぽく仕上げたいので、BR-3をセレクトしました。
この商品の製造は終了しました
ケイト 3DアイブロウカラーN BR-3
根元からしっかり塗ってしまうと、のっぺり見えてしまう可能性があるので、毛先にだけ薄く軽いタッチで塗っていきます。最初にスクリューブラシで毛流れを整えたときと同じように、眉頭は少し上に向かって、眉中は横に向かって、眉尻は少し下げてという順に塗っていきます。
スクリューブラシで毛流れを整えたときと同じように、眉マスカラをオン。
眉が長い方や、しっかり生えている方は、眉間を寄せてみたり、眉を上げたりすると塗りやすくなりますよ。これで、眉の完成です!
ふんわり自然な眉の完成!ほんのり血色感が今っぽさも演出(仕上がりイメージ)
濃淡がなくのっぺりして硬い印象の眉(左)と、自然な濃淡で優しい印象プラス血色感で今っぽい眉(右)
眉は冒頭でお伝えした5つのポイントを押さえることで、ふんわりと自然に仕上がります。更に、血色感カラーを仕込むことで垢抜けた今っぽさを叶えることができます。みなさんもぜひ実践してみてくださいね!
※ご紹介したアイテムは製造終了となる場合があります。予めご了承ください。
2023年7月24日
かじえりさん
メイクアップアーティスト兼美容系YouTuber。著書に「知りたいこと全部知ってかわいくなるメイクの教科書」(KADOKAWA)がある。