松本千登世連載Vol.5 首に自信が持てたら、服を楽しめる

松本千登世さん
エディター・ライター

「首」を見れば、スキンケアがわかる⁉

フランスから来日したあるカリスマエステティシャンに取材をした経験があります。太陽のような輝きを湛えた彼女は、取材の合間に突然、優しく、でも鋭く、私に言いました。「あなたは首が弱点ね。顔のスキンケアの『余り』で首のケアをしているでしょう?」。首も顔の一部のようなもの、きちんとケアしなくちゃ。その意識は持っていたつもりだけれど、おっしゃる通り、私は、顔のスキンケアの余りで首をケアしていました。その日、試しに、首をケアしてから顔のケアをしようと普段と同じだけの化粧品を使ったところ……、顔の分は余らなかった。そう、私は首のケアをしたつもりになっていただけ。彼女は経験から、私の習慣までも見抜いたのです。

一日も早く向けたい、首もとへの意識

以来、顔には顔の、首には首のケアを心がけています。すると……、自由が生まれました。Vネックもボートネックも、チョーカーもロングネックレスも楽しい。顎のラインに切り揃えたボブスタイルも、髪を耳にかけたタイトなスタイルも楽しい……。首への自信のなさが、無意識のうちに「制限」をかけていたと気づいたのです。一方で、ある女性編集者に、こうも言われました。「ドレスや着物を着たいから、首のケアをしているという読者の方が多いのよ」。もし人生を遡って若いころの自分にアドバイスできるなら、一日も早く首もとに意識を向けるよう言いたい! そうすると、大人をもっと楽しめるよ、と。

眠る前のネックケアという新習慣

朝晩のスキンケア時に加え、新たに始めた習慣があります。それは、就寝前のネックケア。首用の美容液をベッドサイドに置いておいて、寝転んでから美容液を手に取り、ゆったりとした気持ちで、首から鎖骨にかけてケアするのです。静かな空間で横たわった状態で行うと、まるで、エステでトリートメントをされているかのように、心身ともにリラックスできるし、顎先から鎖骨まですみずみまでケアできる。プラスアルファの習慣は、ネックケアを「仕方なく」から「楽しんで」に変えてくれました。いつでもいつまでも新しい髪、新しい服に挑戦できる自分でいるために。服で隠れる季節だからこそ、余計に、意識を向けて、顔同様に積み重ねたい、首のケア。

意識を変えるような、ときめきコスメ

リサージ ネックゾーンセラム

リサージ ネックゾーンセラム
100ml 税込5,500円 ※希望小売価格
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みずみずしいジェル感触が首もとに軽やかに広がり、しっとりとなめらかになじみます。ネックゾーンに美しいツヤとハリをもたらし、引き締まった印象へと導く首用美容液。
 
べたつかないので、朝晩のスキンケア時はもちろん、就寝前に使っても心地よい肌感が持続。お手入れの気持ちよさを追求した天然精油配合のリラックス感ある香りも、「使いたい」「続けたい」と思わせてくれます。

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