「気持ちいい」を毎日、毎日、意識する。すると表情が変わり、印象が変わる！

半年ほど前、ひょんなことから、6歳と3歳の可愛らしい姉妹と「友達」になりました。身内でも近所でもないけれど、毎日毎日会いたくなるから、友達。姉妹を中心に、皆で他愛のない話をしているとき、ママがふたりの肌に触れながら「子どもの肌って、意外と乾燥しやすいんですよね」と困っている様子。

そこで、子どもの肌に使えるスキンケアアイテムをプレゼントしました。翌日プレゼントに対するお礼を促そうと、ママが子どもたちに向かって話しかけると、ふたりは示し合わせたように頬にぽんぽんと優しく触れながら、「気持ちいいねーっ」と笑ったのです。そのときのふたりの幸せそうな笑顔ったら、その場にいたすべての大人を幸せにするほど。気持ちいいと感じる肌は、こんなにも伸びやかな表情を生むパワーがあるのだと、改めて。まっすぐな子どもたちに教えてもらった気がしました。

忙しさに追われると、どうしてもスキンケアがおざなりになりがちです。もっと余裕を持って向き合いたい気持ちはありつつも、つい、気づくと「はい、次」「はい、次」とぞんざいに終わらせている、みたいな。それでは、もったいない！

もう一度、意識し直したいと思うのです。化粧水、乳液、クリーム……、ステップごとに、「ああ、気持ちいい」と感じること。肌にゆっくりと触れて、「ああ、気持ちいい」と感じること。すると、その「気持ちいい」が表情を柔らかくして、笑顔を作り、その笑顔が記憶されて、その人らしい印象になっていくのではないか……。子どもたちのあの、屈託のない笑顔を思い出しては、日々、自らに言い聞かせています。