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ライブリースキン ウェア オークルB
カネボウ
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どんなお顔でも一瞬で“洒落顔”になると女優やタレントからの指名が絶えない人気ヘア&メイクアップアーティストの岡田知子さんは、「自分の顔をもっと好きになるメイク」について質問されることが多いそう。今回はいつもメイクを通して何らかの希望を伝えたいと思っている岡田さんが、明日から少しだけ自分の顔が好きになれちゃうメイクテクニックをご紹介します。
岡田知子さん
ヘア&メイクアップアーティスト
絶妙な色と質感のバランスで新たなメイクトレンドを生み出す。女性がもつ芯の美しさを表現したメイクが人気に。
岡田知子さん(以下:岡田):私はよく「自分の顔をもっと好きになるメイク」について質問されることがあります。明日からちょこっと自分の顔を好きになれちゃう方法、それは“つやと立体感のあるベースメイク”です。私なりの想いをお伝えしたいので、早速モデルさんにメイクをしていこうと思います。
どんなお顔立ちでも、ベースメイクで立体感を出すことで、口や目といったパーツが際立って個性が浮かび立ちます。最初に、化粧下地は使わずに、「KANEBO」のファンデーション「ライブリースキン ウェア オークルB」を塗っていきます。このファンデーションは簡単に塗るだけ、テクニックいらずで、立体的なつや肌に仕上がるので、私もよく使っています。スキンケアクリームを塗るように簡単に使えて、なじみがよくとっても気持ちいいんです。スパチュラ半分ほどを取り、手でなじませてから、頬の広い部分、口周り、額にのせて、塗ります。そして赤みがあるところは、少し重ねづけをします。
次によりシャープな立体感を出すために、「カネボウ デザイニングカラーリクイド 01」を使います。手の甲で量の調整をしてから、Tゾーンと鼻の少し低くなっている部分に逆三角形にのせて、指でなじませます。明るめのコンシーラーでハイライトを入れるようなイメージです。
明るめのコンシーラーで逆三角形のハイライトを入れるイメージ
次に「カネボウ デザイニングカラーリクイド 03」を使います。こちらも手の甲で量を調整してから、目の下のクマやくすみが気になる部分にほんの少しだけのせます。目の際(きわ)は薄くしたいので、最後に指に残っている量でカバーします。
さらに、「カネボウ レイヤードフェースカラーズ 01」をハイライト、チークとして使います。チークをのせるときは笑顔をつくって頬の高くなった部分にのせると、ポジティブで素敵な表情に仕上がりますよ。ピンクのカラーをブラシにとってぽんぽんとのせてから、ブラシを裏返してなじませます。ハイライトは斜めにカットされたブラシを使い、眉山の上あたりからチークの少し上のあたりに向かって、くの字に入れます。次に鼻の低くなっている部分にのせたコンシーラーの上にも重ねます。さらに、顔の中央、鼻の横につやを足します。これが一番のポイントです!顔の中央が前に出て見えるので、より立体的でポジティブな印象になります。
鼻の横につやを足すのが一番のポイント。顔の中央が前に出て見えるので、より立体的でポジティブな印象に。
こちらでベースは完成です。コンセプトは「つやを差し込むベースメイク」です。肌をつやめかせると、周りのみんなもハッピーな気分になれると思っているので、つやの入れ方が鍵なんです!
つやを差し込むベースメイク ※仕上がりイメージ
岡田:続いてアイメイク。華やかというよりも、立体感を重視していきます。まず「カネボウ アイカラーデュオ 13」の下の色をアイホール全体にふんわりとのせます。同じ色を下まぶたにも塗ります。何もついていないブラシで周りをぼかすと、きれいなグラデーションに仕上がります。次に、上の色をチップに取ってアイラインを引くように目尻から目頭に向かって塗ります。しっかりと色をのせてから、何もついていないチップでぼかします。
「カネボウ アイカラーデュオ 13」で影になる部分をつくったので、次は光を足していきます。「カネボウ アイカラーデュオ 18」の下の色を指に取り、上まぶたの中央、黒目の上あたりにハイライトとしてのせます。コツは全体に広げずに、ポイントで光を当てるようなイメージをすること。立体感が出ますよ。同じ色を細いチップに取り、下まぶたの黒目の下だけに塗ります。こうすると涙袋が適度にふっくらするので、大人や男性も楽しむことができます。最後に「カネボウ セパレートロングラッシュCC ML 1」で、ナチュラルにカールアップしたまつ毛をつくります。まつ毛の根元にブラシを当てて、ジグザグにブラシを動かしてから、一気にすっと毛先まで抜くように塗ります。毛先がふわっと軽く、上に伸びている印象になりますよ。
つやを差し込むベースメイク ※仕上がりイメージ
岡田:眉はアイメイクで使った「カネボウ アイカラーデュオ 13」で描きます。アイシャドウと同じ色を使うことで、統一感が出て、すごくおしゃれな顔になれると思うので、みなさんもぜひ試してみてください。まず上の色を斜めにカットされたブラシに取って、眉山から眉尻に向かって3分の1程度を色づけていきます。次に、同じブラシに下の明るい色を取って重ねて、ふんわりとした眉に仕上げます。
つやがあって、立ち上がっているような、元気な眉をつくりたいので、上の色を再び斜めにカットされたブラシに取って、芯をつくっていきます。眉頭は上に立ち上げるようなイメージで描きます。最後に眉マスカラ「カネボウ クリアアイブロウフィクサー EF1」でつやのある立体眉に仕上げます。こちらはほんのり青みがあるので、よりいっそうつややかに見せることができます。眉尻から眉頭に向かって、毛を逆立てるように根元にふんわりと塗ったあと、立ち上がった毛を整えていきます。上向きの立体感のある眉毛というのも、ハッピーでポジティブな印象を与えることができます。
立体感のある眉毛が完成 ※仕上がりイメージ
この商品の製造は終了しました
カネボウ クリアアイブロウフィクサー EF1
岡田:リップは「カネボウ モイスチャールージュネオ 302」を使っていきます。つややかな唇を演出するために、唇の山をつぶしてオーバーリップに塗って、ふっくらとした印象に。さらに唇全体にしっかりと塗ります。つや感がたっぷりとあるリップなので、うるみのある肌とも相性抜群です。
唇の山をつぶしてオーバーリップに塗ると、ふっくらとした印象に。
岡田:メイクが完成しました。うるみのある肌、血色感のあるつやをまとうと、その中にあるパーツが一気に引き立ちますよね。「眉の形が…」「目がこうだから…」「鼻があんまり…」とか、そのストイックさも素敵ですが、それよりも一気に印象を変えることができるのはベースメイクなんです。つまり、一つひとつのパーツよりも全体の印象がすごく大事ということ。「なんだかきれいになった」「なんだか今日かわいいね」「なんだかいい感じ」。この「なんだか」がとても大切で、それが手に入れば自分のパーツにポジティブに向き合えると思います。
仕上がりイメージ
仕上がりイメージ
岡田:さて、私が考える「化粧がもつ力」を色紙に書いてみました。それは「魅力を引き出すこと」です。
岡田さんが考える「化粧がもつ力」
誰にでも絶対に魅力があります。だから、例えばネガティブに感じている部分があったとしても、引き出しを見つけるゲームのように色々なメイクにチャレンジすれば楽しいと思います。
私が今お話ししてきたものをまさに体現してくれているのが、今回のルックでも使った「KANEBO」です。みなさんもぜひブランドコンセプトを一読してみてください。決して悩みのない人はいないので、見つめ直しながら化粧の力を借りて、希望を持って一歩を踏み出せたらいいと思います。
今回は「自分の顔をもっと好きになるメイクが知りたい」という質問に私がお答えしてみました。プレイパークでは皆さんからの質問をお待ちしております。また私が皆さんの質問に回答させていただくこともあるかもしれません。ご視聴いただきありがとうございました。
2023年1月16日
岡田知子さん
ヘア&メイクアップアーティスト
カネボウ
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