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ネック アンド デコルテ エッセンス
センサイ
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プレイパークでは、ユーザーのみなさんから投稿していただいた美容に関する質問や疑問に美容のプロがお答えします。ここではプレイパーク編集部の米山奈津美さんからの「顔と首、お手入れは同じでも良い?」という質問に、花王ビューティリサーチ&クリエーションセンター ビューティセラピストの横島真由美がお答えします。
横島真由美
花王ビューティリサーチ&クリエーションセンター ビューティセラピスト
お顔は毎日朝晩スキンケアをしっかりとするという人がほとんどだと思いますが、首はどうでしょうか。ふと鏡を見たときに、「なんだか首の印象が気になるような…。そういえば首やデコルテのお手入れは意識したことはなかった」と気づくこともあるのではないでしょうか。私は首だけでなく、その少し下のデコルテ(胸元)までをセットにしたお手入れをご提案します。私も毎日行っています!
肌状態に着目すると、顔(頬)と首やデコルテには大きな違いがあります。顔と比べて、首やデコルテは水分量が多いのに対して、皮脂量は少ないということが花王の研究(※)で分かっています。
そのため、顔とは違った首やデコルテに適した毎日のケアの積み重ねが大切になります。顔とは肌状態が異なるので、部位に適したアイテムでのケアがおすすめです。
使用するのは首やデコルテ用のアイテムです。なじませる方向を意識しましょう。首の側面につけるときは、なじませる方向とは反対に首を傾けて首側面を伸ばすようにすると、なじませやすく、ストレッチ運動も兼ねることができます。
上から下になじませるのが基本。首側面は指全体を首に密着させて、鎖骨に向かってなで下ろします。
マッサージするようになじませるのもおすすめです。特別なツールがなくても大丈夫。指先や指全体だけでなく、手を軽く握って使うなど、自分の手を道具にしてみてください。ただし、力任せにこすらないように気をつけましょう。
手を軽く握って、首側面やデコルテを軽くおさえたり、すべらせたりします。
お風呂上がりのルーティーンとして、ぜひ毎日のお顔のスキンケアに加えて取り入れてみてください。特別なお出かけの前には、首やデコルテにもつやをプラスして、ドレスアップするのもおすすめです。
首筋や鎖骨などに、つや感を与えるセラムなどを重ねづけすると骨格が際立ち美しく見えます。
パーツケアアイテムを活用した毎日のケアに加えて、忘れないでいただきたいのが日中のUV対策です。日やけによって、顔と首の色が違うという人はかなり多いんです。紫外線への意識が高まる夏だけでなく、首周りのあいた洋服を着る機会が増える春先は特に注意が必要です。一年中、首まで日やけ止めを塗る習慣づくりをしましょう。
服から出る部分の肌には、日やけ止めをしっかりと塗布。首の後ろも忘れずに!
今晩から早速、首&デコルテのケアを始めてみてください。そして、日中のUV対策も忘れずに。毎日の積み重ねが首まで美人な印象へとつながります。
花王ビューティリサーチ&クリエーションセンター ビューティセラピスト
エステティシャンとしてキャリアを積むと同時に、エステティシャン養成スクール講師としての実績を築く。現在はエステティックやアロマテラピーの知識をいかしてスキンケアのメソッド開発を担当。フェイシャルケアだけなくボディケアに関する美容技術の開発にも携わっている。
2022年12月15日