トワニー センチュリー プライム ローション
医薬部外品 肌あれ、あれ性に
販売名 トワニー CE ローションⅠ・Ⅱ
全2種 180ml 税込11,000円(希望小売価格)
角層深くうるおい、ふっくらハリ肌に導く薬用化粧水
センチュリー プライム ローション【医薬部外品】
トワニー
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年齢を重ねるとともに変わっていく肌の悩み。スキンケアは変えるのに、ベースメイクは30代の頃のまま、なんてことありませんか? 実は、ベースメイクこそ、年齢とともにテクニックのアップデートが必要なんです。
そこで今回は、50代の大人女性におすすめしたい、年齢を重ねた肌を自然に美しく輝かせて見せるファンデーションの塗り方や、仕上がりをより高める大人テク、アイテムの選び方についてご紹介します。
吉谷真由美
花王ビューティリサーチ&クリエーションセンター ヘア&メイクアップアーティスト顔立ちや人柄、なりたいイメージなど個々に寄り添ったメイクが得意。
年齢を重ねるにつれ、肌の悩みにも変化が出てきます。花王の調査※1によると、30代女性の肌悩みTOP3は毛穴の目立ち、シミ・ソバカス、毛穴の黒ずみ、50代女性の肌悩みTOP3はシミ・ソバカス、たるみ、シワ・小ジワ、という結果に。年齢とともに肌悩みが変化しているにも関わらず、若い頃と同じファンデーションの塗り方のままだと、仕上がりに満足できないことがあるかもしれません。
※1 2023年12月 花王調べ, 30代n=472, 50代n=560
また、肌の色は年齢とともに暗くなる傾向がある※2ため、ファンデーションや下地の色選びも重要に。スキンケアと同様に、ベースメイクも年齢に応じてアップデートしていくことが大切です。
※2 2019年 花王メイクアップ研究所調べ, 20代~50代 各年代=45
ベースメイクの前に重要なのは、丁寧なスキンケア。肌を十分保湿することで、ベースメイクののりがよくなります。乾燥しやすく、ベースメイクでカバーしたい小ジワのある目もとや口もとなどは念入りにケアを。
まずは化粧水でしっかりと肌を整え、与えたうるおいを逃さないために乳液を重ねましょう。
ファンデーションだけで大人の肌悩みをカバーしようとすると、つい厚塗りになってしまうことも…。そこで重要な役割を果たすのが、化粧下地。化粧下地には、肌の色や質感を演出し、ファンデーションのつきや持ちを高め、色ムラを整えたり毛穴をカバーしてなめらかに整えたりする効果があります。化粧下地の色の効果を最大限に活用することで、肌悩みを効果的にカバーしながら顔全体のトーンアップが目指せます。
50代になると気になりやすいくすみや血色感不足、シミには、ピンク系やオレンジ系などの暖色系の化粧下地を選ぶのがポイント。肌に血色感を与えつつ、色みを整えて均一に見せることができるので、パッと明るい仕上がりが叶います。頬の赤みが気になる人にはイエロー系やベージュ系がおすすめ。今の肌に合った化粧下地を選び、気になる部分を中心に丁寧に塗ることで、ファンデーションを厚塗りせずに済みますよ。
化粧下地を指に適量取り、顔の立体感を意識しながら顔の中心から外側に向かい、指の腹でムラなくのばします。全体にのばしたら、フェイスラインは特に薄くのばし、首の色となじませます。
小鼻の周りやほうれい線、口角など影が出やすい部分は、塗りムラができないよう丁寧になじませましょう。
肌の色や明るさ、肌悩みは年齢とともに変化するので、ファンデーションも今の自分の肌や好みに合ったタイプ・色を選ぶことがおすすめです。
<ファンデーションの種類と特徴>
ファンデーションの種類には主に、パウダー、リキッド、クリーム、クッションなどがあります。テクスチャーの好みや目指したい仕上がりで選びましょう。
<ニーズやお悩みに合わせて選ぶ>
今の肌の状態やニーズに合わせて選ぶこともできます。
<好みの色を選ぶ>
ファンデーションの色はお好みでOKですが、色によって仕上がりが変わります。目指したいイメージに合わせて色を選ぶといいですよ。
適量を指に取り、化粧下地と同じように、指の腹を使って内側から外側へとすべらせてなじませます。
ファンデーションを塗った顔と首との境目がくっきり出てしまうと、顔が浮いて見えたり厚化粧に見えたりする原因に。顔の内側からのばしたファンデーションを首の境目できれいにぼかすのが、大人のメイクをより自然に仕上げるポイント。
目尻や額、ほうれい線などのたるみや深いシワは引き上げてのばし、肌をピンと張るようにしてからファンデーションを薄く丁寧に塗ります。肌を引き上げた状態で塗ることで、シワにファンデーションが溜まることを防ぎ、きれいにつけることができますよ。髪の生え際まで厚塗りするとのっぺりとした印象になるので、生え際は丁寧になじませます。口もともやさしく丁寧に。
目もとはくすみが出やすく、年齢とともにシワや凹みによる影が出やすい部分。30代の頃と塗り方を変えることで、仕上がりの美しさに差が出ます。たるみの気になる上まぶたは、軽く引き上げると塗りやすくなりますよ。目尻から目頭にすべらせ、また目尻へ。下まぶたも同様に目尻から目頭へ、最後は目尻へと逃がすように塗りましょう。目もとはデリケートなので、丁寧に、やさしく塗ることが大切です。
手軽にメイクをしたい人におすすめのパウダーファンデーションは、スポンジに取る量が少ないと塗りムラになりやすいので、スポンジに広く取りましょう。狭い範囲に重ねるときは、スポンジの角を使ってのせるとフィットします。
ファンデーションを塗っても気になる部分には、コンシーラーを使うことで厚塗り感が出ず、自然なカバーが叶います。リキッドファンデーションを使うなら、コンシーラーはファンデーションのあとに。パウダーファンデーションと合わせるなら、ファンデーションの前に気になる部分をカバーしましょう。
シミの範囲にコンシーラーをのせ、周辺だけを指でぼかします。その後、フェイスパウダーで軽く押さえて定着させます。コンシーラーは、シミ周辺の肌の色に合わせて色みを選ぶと、なじみやすくなります。
たるみで影が気になる部分や、クマの暗い部分に沿うようにコンシーラーをのせ、コンシーラーの境目を指でぼかします。涙袋にまでコンシーラーをのせてしまうとふっくらとした涙袋が平らに見えてしまい、目もとの印象が弱まるので注意しましょう。
クマやたるみによる目もとの影は、年齢がより強調されやすい部分。コンシーラーで丁寧にカバーすることで、イキイキとした目もと印象になります。
影になりやすい小鼻の脇と、ほうれい線に沿って、少量のコンシーラーをのせ、線の外側に向かって広げすぎないようになじませます。ほうれい線と影になっている狭い範囲にのみコンシーラーをのせ、影を明るく整えることで自然に目立たせなくすることができます。フェイスパウダーで軽く押さえるとフィット感がアップします。
スキンケアでの保湿、化粧下地、ファンデーション、コンシーラーまで終えたベースメイク。つけたときの美しい仕上がりは、なるべく長持ちさせたいですよね。リキッドファンデーションやクリームファンデーションを使用したときは、肌のベタつきを抑えてメイクくずれを防ぐために、最後にフェイスパウダーで仕上げましょう。肌をサラサラに整えておくと化粧くずれしにくいので、化粧直しも手軽に済ませることができますよ。
フェイスパウダーをパフに取ってそのまま顔にのせてしまうと、最初にパフを置いた部分にたくさんついてしまい、ムラが出やすくなります。フェイスパウダーは、パフにたっぷり取ってよく揉み込むひと手間を加えることで、顔全体に均一につけることができます。毛穴が特に気になる部分には、下から上に肌を持ち上げるようにしてパフを当てます。こうすると、肌表面だけでなく毛穴にもきれいにパウダーをつけることができ、化粧くずれもしづらくなります。
目もとやほうれい線など、ファンデーションがヨレやすいところは、指で軽くなじませてからフェイスパウダーで押さえましょう。口周り、ほうれい線、目尻のシワなど、細かい部分にはパフを2つ折りにして、パウダーを入れ込むようになじませて。
若い頃から続けてきたメイク方法を変えるのは勇気がいるかもしれません。ですが今の肌に合わせた塗り方やアイテムを取り入れることで、もっと自分らしい美しさが手に入るはず。毎日なんとなくメイクをしている人も、よりきれいにメイクしたいと思っている人も、今回ご紹介した大人テクを参考に今の自分の肌に合うベースメイク方法にアップデートして、もっともっと輝く自分を楽しみましょう!
※ご紹介したアイテムは製造終了となる場合があります。予めご了承ください。
2024年7月16日
吉谷真由美
花王ビューティリサーチ&クリエーションセンター ヘア&メイクアップアーティスト