ソフィーナ ⅰP スキンケアUV 03シミができやすい肌環境 SPF50+ PA++++
医薬部外品 メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ/日やけ後のほてりや、肌あれを防ぐ
販売名 ソフィーナ iP スキンケアUV 03
SPF50+ PA++++
メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐUV
30g 税込3,300円(My Kao Mall販売価格)

スキンケアUV 03シミができやすい肌環境 SPF50+ PA++++【医薬部外品】
ソフィーナ ⅰP
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日やけやシミ・ソバカスの原因となる紫外線。紫外線対策は夏だけ、という人は多いかもしれませんが、紫外線が急増する春先にきちんと対策をすることがとても重要です。
この記事では、紫外線の種類やピークといった基本情報から、日やけ止めのSPFやPAの違い、アイテムの選び方や効果的な塗り方まで、今さら聞けない紫外線対策のポイントをご紹介します。
北方一恵
花王ビューティリサーチ&クリエーションセンター ビューティセラピスト
スキンケアの美容情報やメソッドの開発を担当
紫外線は、波長の長さによって、UVA、UVB、UVCの3種類に分けられます。そのうち、地表に届くのはUVAとUVB。まずは紫外線の種類と特徴を知りましょう。
UVAは、地上に降り注ぐ紫外線の約95%を占めます。波長が長く、窓ガラスや雲も透過して、肌の真皮まで到達。日常生活の中で長期間浴び続けることで、徐々に肌に影響を及ぼし、シワやたるみの原因に。
また、浴びたあとすぐに肌を黒く(即時黒化)する作用も。
UVBは、地上に降り注ぐ紫外線の5%程度で、波長は中程度。紫外線量が少なくても、赤くなる日やけ(サンバーン)を起こす力はUVAの1000倍以上と言われています。
UVCは、UVBよりも肌への影響が大きく危険度は高いものの、波長が短く上空のオゾン層に阻まれるため、地表には届きません。
気象庁HPより観測地つくばの2011~2020年(10年間)月平均データを元に、花王ビューティリサーチ&クリエーションセンターでグラフ化。 UVA:全天日射量データより推算 UVB:日積算UV-B量を用いて算出
UVAとUVBが降り注ぐ量には、変動があります。
紫外線の約95%を占めるUVAは、1月以降増え続けて5月にピークとなりますが、4月~8月頃までは特に多く降り注ぎます。また、冬になってもピーク時の半分程度にしか減らないため、一年を通じて注意が必要です。
まだ暑くなる前、春先に急増するため、日やけ止めを塗らずに過ごし、気づかないうちに多くのUVAを浴びてしまっていることも少なくありません。
一方UVBは、気温の上昇とともに降り注ぐ量が増え、7~8月頃がピークになります。
ジリジリと照りつけられるような感覚があり、赤くなる日やけを引き起こすため、UVBを浴びたことは実感しやすいと言えるでしょう。冬になると大幅に減るのも、UVBの特徴です。
美肌を保つためには、紫外線対策は一年を通じて行いたいもの。うっかり日やけすることがないように、特に紫外線に注意したい時間、天気、場所をご紹介します。
一日の中では、太陽の位置が最も高くなるときに紫外線量が最大になります。日本では、正午頃に太陽が最も高くなるため、その前後は特に注意が必要です。
天気によっても紫外線量は変わります。晴れた日の紫外線量が多いのはもちろんのこと、曇りの日でも晴れた日の半分程度の紫外線が。また雨の日も、紫外線はゼロではありません。天気がよくないからといって油断は禁物です。
紫外線が反射しやすい場所にいるときは、特に注意しましょう。アスファルトでは約10%、砂浜では約10~25%、水面では約10~20%、新雪に至っては約80%もの紫外線が反射するため、浴びる量が多くなります。
また、標高が1,000m高くなると、一般的に紫外線量は約10%増えると言われています。
紫外線対策を怠ると、肌や髪に様々な影響があります。
【肌への影響】
強い紫外線を浴びると、肌が赤くなる日やけを起こします。また、紫外線を浴びることで、肌内部でメラニンが作られ、肌の色が暗くなります。
暗くなった肌の色は時間の経過とともにターンオーバーで徐々に戻りますが、紫外線を浴び続けてメラニンが過剰に作られると、肌に蓄積しやすくなり、シミ・ソバカスの原因になります。
【髪への影響】
紫外線を浴びると、髪表面のキューティクルが浮き上がりやすくなり、髪の手触りが悪くなります。
また、小さな摩擦でもキューティクルが剥がれたり傷んだりしやすく、ヘアカラーなどで染めた髪の色も退色しやすくなります。
紫外線対策として有効な日やけ止め。日やけ止めには、「SPF」や「PA」といった表示がありますが、何を指しているかよくわからないという人もいるでしょう。ここでは、日やけ止め選びの基準となる、「SPF」と「PA」に加え、新たに表示されるようになった「UV耐水性」について解説します。
日やけ止めなどに記載されている「SPF」は、UVBによって赤くなる日やけ(サンバーン)の防止効果を表します。数値が大きいほど防止効果が高くなり、SPF50を超えるものは50+と表示されます。SPFとは、Sun Protection Factor の略語です。
日やけ止めなどに記載されている「PA」は、UVAの防止効果を表します。「+」~「++++」までの4段階で表示し、「+」の数が多いほど防止効果が高くなります。PAとは、Proteciton Grade of UVA の略語です。
昨今、日やけ止めなどに新たに表示されるようになったのが、「UV耐水性」。UVBの防止効果(SPF)が、水に触れたあとも一定基準のレベルで保たれる製品に表示されます。「★(または☆)」の数で2段階で示し、「★」より「★★」のほうがUV耐水性が高くなります。
肌の紫外線対策に欠かせない日やけ止めは、効果を十分発揮するためにも使用する場面に合わせて選ぶことが大切。シーン別の選び方と、日やけ止めの種類と特徴を確認しましょう。
日やけ止めは、浴びる紫外線の量を考慮して、生活シーンに合わせて選ぶのがおすすめです。
下の図のように、日常生活や短時間の屋外活動であれば、SPF30程度、PA+++程度が目安。長時間の屋外活動のときには、SPF30以上、PA+++以上を目安にしましょう。
その際、水に触れる程度によって、UV耐水性を確認し、水に触れない場合はUV耐水性表示なし、水に浸かるような場合にはUV耐水性★★を選ぶといいですよ。
日本化粧品工業会 生活シーンに合わせた紫外線防止化粧品の選び方
日やけ止めには、剤の種類によって、主にジェルタイプ、ミルクタイプ、ミスト(スプレー)タイプなどがあり、感触や使い勝手が異なります。
紫外線を防ぐ効果についてはタイプによる違いがないため、日やけ止めに表示されているSPFやPAを参考に、場合によってはUV耐水性も考慮しながら、自分の好みに合う使いやすいものを選びましょう。
ジェルタイプ:水分が多く、みずみずしい感触と塗り広げやすさが特徴。
ミルクタイプ:ジェルタイプより油分が多く、まろやかな感触が特徴。二層式で直前に振ってから使用するものも。
ミスト(スプレー)タイプ:ミストやスプレーになっていて、吹きかけて使うのが特徴。手軽に使いやすい。
髪を紫外線から守るアイテムとしては日傘や帽子などがありますが、髪に直接つけられる紫外線カットアイテムもあります。紫外線を浴びると、髪の手触りが悪くなったり、ヘアカラーなどで染めた髪の色が退色しやすくなったりするため、髪も肌同様に紫外線対策を行いましょう。
紫外線対策のためには、塗り残しや塗りムラなく日やけ止めを肌になじませることが大切です。日やけ止めの塗り方や注意点、塗り残しや塗りムラが起きやすい部分などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
日やけ止めを塗ったのに日やけしてしまうときは、塗る量が少なかったり、塗り残しがあったりするせいかもしれません。下記のような点に注意しましょう。
使用量が少ないと、十分な紫外線カット効果が得られません。使用量の目安はアイテムによって異なるので、商品のパッケージや裏面などを確認しましょう。
きちんと塗ったつもりでも、塗り残しがあると、その部分は紫外線を防ぐことができず、日やけをしてしまいます。十分な量を肌にムラなくのばし、塗り残しをなくすことが大切です。
高い紫外線カット効果やUV耐水性があっても、擦ったり動いたりすることで日やけ止めが落ちてしまうことが。2~3時間おきを目安に、状況を見て塗り直すようにしましょう。
花王 ビューティリサーチ&クリエーションセンター調査(日やけ止めがついている部分が黒く表示)
日常的に日やけ止めを使用している人に普段通りに塗ってもらい、UVカメラ(紫外線分光画像計測技術)で塗布状態を観察した調査では、日やけ止めが塗れていない部分があることが確認されています。
つまり、意識しないで塗ると首の後ろや耳の後ろ、首~フェイスラインにかけてや肘、服との境界線部分などは、塗り残しが発生しやすいということ。日やけ止めの塗り残しがあると、紫外線から肌を守ることができません。
日やけや、日やけによるシミ・ソバカスを防ぐためには、肌にムラなく隙間なく日やけ止めをなじませることが大切。まずは、顔への日やけ止めの基本の塗り方を確認しましょう。
①5箇所に置く
適量を手のひらに取り、額、両頬、鼻(鼻筋)、顎の5箇所に置きます。
②頬、額になじませる
頬、額に両手で優しくすべらせるようになじませます。
③目もとになじませる
目もとは皮膚が薄く、とてもデリケートな部分です。力を入れすぎないように注意しましょう。
④鼻、口もとになじませる
頬、額と同様に、鼻(鼻筋)、口もとになじませます。
⑤首筋になじませる
喉ぼとけは強く押さないように気をつけましょう。
⑥手のひらで包みこみプレスする
手のひらで覆うことで、しっかり肌になじみます。優しいタッチで行いましょう。
顔だけでなく体にもしっかり日やけ止めを塗ることが大切です。ここでは、塗り残しや塗りムラが起きやすい「首」の塗り方をご紹介します。
①首の前に3箇所置きます
適量を3箇所に置きます。
②首の前をらせんでなじませます
首を傾けた後、対角の手で外側から中央に向かって縦にらせんを描きます。
③首の前を一方向になじませます
外側から中央に向かって、横に一方向になじませます。
※逆の手で反対側も②③と同様になじませます。
④首の後ろに3箇所置きます
襟足の髪を片手で持ち上げ、頭を下げ、適量を3箇所に置きます。
⑤首の後ろをらせんでなじませます
中央から側面まで、縦にらせんを描きます。
⑥首の後ろを一方向になじませます
中央から側面まで、横に一方向になじませます。
※逆の手で反対側も⑤⑥と同様になじませます。
今回は、紫外線対策の基本として、紫外線の種類や特徴、日やけ止めの塗り方などをご紹介しました。日やけ止めは日差しが強い日にだけ塗ればいい、ということではありません。強い紫外線でなくても、長期的に浴びることが美肌を損なう原因になるので、一年を通じて紫外線対策を行うことが大切です。
紫外線が急増する春先からは特に、日やけ止めで万全な紫外線対策を心がけましょう。
※ご紹介したアイテムは製造終了となる場合があります。予めご了承ください。
公開日:2025年3月10日
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2025年3月10日 (月) 13:00 ~ 2025年4月14日 (月) 17:00
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北方一恵
花王ビューティリサーチ&クリエーションセンター
ビューティセラピスト