ケイト デザイニングアイブロウ3D
立体的な目もとを演出する3色入りのパウダーアイブロウ
全8種 税込1,210円(My Kao Mall販売価格)
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眉は面積こそ小さいですが、実は顔全体の印象を大きく左右する重要なパーツです。
眉をほんの少し整えるだけで、顔が明るく見えたり、清潔感がアップしたり。さらに眉メイクを工夫することで、自分の理想のイメージに近づけることもできます。
とはいえ、自分なりに整えてはいるもののなかなかイメージ通りに仕上がらない…と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、眉の整え方、描き方の基本を押さえながら、印象別の眉の特徴や描くときのポイントをご紹介します。
三国屋陽介
花王ビューティリサーチ&クリエーションセンター メイクアップアーティスト
ライフスタイルに合わせたパーソナルメンズメイク提案が得意。
自然な眉メイクをするには、自分の眉の形や毛量をよく観察した上で、バランスを意識することが大切。まずは、自然な眉のバランスをおさらいしましょう。
●眉頭の位置:目頭よりやや鼻筋側
●眉山の位置:目尻の周辺の上で、眉頭から見て眉全体の長さの3/4
●眉尻の高さ:眉頭と同じかやや上
●眉の太さ:黒目と同じくらい
●眉の濃さ:中央は濃く、眉頭と眉尻はやや薄く
自然な眉のバランスをベースに、眉を整えていきます。
最初のステップとして、アイブロウ用のスクリューブラシなどを使って眉をとかし、毛流れを整えましょう。4回にわけて、矢印の方向に向かって整えます。毛流れを意識して整えるだけでも、清潔感が増して見えます。
毛流れを整えても、ベースとなる自然な眉のバランスの範囲から大きくはみ出している毛がある場合は、眉毛カット用のハサミや毛抜きを使用し、余分な毛を取り除いて形を整えましょう。
ここからは、4つの主なアイブロウアイテムでの眉の描き方をご紹介します。
メンズ眉メイクで使用する主なアイブロウアイテムには、パウダータイプ、ペンシルタイプ、リキッドタイプ、マスカラタイプがあり、それぞれ特徴や仕上がりが異なります。
パウダータイプ:
優しく柔らかい自然な仕上がりが特徴。ふんわり色がのるのでメンズ眉メイク初心者さんにも◎。
ペンシルタイプ:
眉の隙間や毛が足りない部分にしっかり描き足せる。
リキッドタイプ:
筆ペンタイプで、眉の隙間や毛が足りない部分に一本一本繊細なラインが描ける。
マスカラタイプ:
毛流れを生み出したり、眉の色を変えて見せたり、簡単に印象チェンジが可能。
仕上がりの好みや使いやすさを考慮して、自分に合うアイテムを見つけてみましょう。
毛の足りない所を、薄く埋めるようにパウダーをのせて描きます。眉全体を描くときには、眉頭はやや薄く、中央は濃く、眉尻はやや薄くというように、濃淡をつけると自然な仕上がりになります。濃くしたい所からパウダーをのせていくと失敗しにくく、おすすめです。
①眉中央(B)~(C)辺りに、毛流れに逆らうように描き足します。
➁眉中央(C)➡眉尻(D)に向かって毛流れを整えながらなじませます。
③眉頭(A)に描き足します。
仕上がりイメージ
毛流れをくずさずに、足りない所に1本ずつ毛を足すように描きます。眉頭はやや薄く、中央は濃く、眉尻はやや薄くというように、濃淡をつけると自然な仕上がりに。濃くしたい所から描くと失敗しにくく、おすすめです。(以下画像は、ペンシルタイプでの手順・仕上がりイメージ)
①眉中央(B)~(C)辺りに、描き足します。
②眉尻(D)に、描き足します。
③眉頭(A)に、描き足します。
仕上がりイメージ
ボトルの口でよくしごいてから、眉毛の裏側につけるイメージで、毛流れに逆らうようにブラシを動かします。最後に毛流れを整えて完成させましょう。
①B→C→D→Aの順に、毛流れに逆らうようにブラシを動かし、毛の根元にも色をつけます。毛流れに逆らうようにブラシを動かすことで、毛全体に色をつけることができます。
②次にA→B→C→Dの順に、毛流れに沿ってブラシを動かし、毛流れを整えます。
仕上がりイメージ
眉の印象は、形や太さ、角度、色、毛の密度などによって変わります。自分が持っている雰囲気やなりたい印象などから、眉を整えてみるのもいいですね。
ここでは、4タイプの眉をご紹介します。
爽やかで清潔感があり、垢ぬけた印象に見せたい場合は、ストレートで眉山に角のある形がおすすめ。眉山にやや角度をつけることで、自然でありながら垢ぬけた印象を演出することができます。
眉頭はパウダータイプのアイブロウで自然に、眉山と眉尻はペンシルタイプのアイブロウでやや角度をつけるのがポイント。眉の周りに無駄な毛がある場合はきれいに取り除くと清潔感が増し、形も整って見えます。眉尻が太くなりすぎないように注意。
ワイルドで意思を感じさせる印象に見せたい場合は、太めで眉山にボリュームのある平行眉がおすすめ。
眉毛の存在感があるため、力強さや包容力も感じさせます。もともと毛量のある人にぴったり。
自分の眉の形や毛量をいかし、アイブロウ専用のスクリューブラシなどを使って眉をとかして毛流れを整えましょう。マスカラタイプのアイブロウを使って、眉の立体感を出すのがポイント。毛量が少ない人は、リキッドタイプのアイブロウを使って一本一本毛を描き足してみて。
華やかで凛とした印象に見せたい場合は、眉が細めで眉山にかなり角度をつけた形にするといいですよ。
角度がつくことで、より行動力のある印象に見えます。顔の印象をシャープに見せたい人にもおすすめ。
全体的に眉を細く整え、眉頭はやや低めの位置から描き始めるのがポイント。細めが基本ですが、細くしすぎると目と眉が離れてのっぺりとした印象に見えてしまうので、注意が必要です。ペンシルタイプのアイブロウを使って、一本一本眉毛を足すように、眉山に向かって上げ気味に描きます。眉山に角度をつけるため、眉尻は下げて描いてみて。
きれいな細め眉に緩やかなカーブをつけることで、目もとをよりスッキリとした印象に見せることができ、柔らかい顔立ちにも見せられます。
なだらかな曲線を意識しながら、ペンシルタイプのアイブロウを使って、一本ずつ眉毛を足すように描くのがポイント。より美しく繊細なアーチ眉にするには、アーチからはみ出た無駄な毛をしっかり取り除きましょう。
今回は、メンズ眉の整え方・描き方の基本と、なりたい印象別の眉メイクのポイントをご紹介しました。
眉は顔全体の印象を大きく左右するパーツの一つなので、形や角度、色などを変えるだけで、自分の印象を簡単に変えることができます。なりたい印象に合わせて、ぜひ眉メイクを楽しんでください。
※ご紹介したアイテムは、製造終了となることや価格が改定になることがあります。予めご了承ください。
公開日:2025年5月12日
三国屋陽介
花王ビューティリサーチ&クリエーションセンター