ケイト ポッピングシルエットシャドウ
質感トリックで、浮き出るような目もと印象へ
全7種 税込1,540円(My Kao Mall販売価格)
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ナチュラルさと上品さを併せ持つ一重さん。メイク次第で、キュートにもクールにも、自在に印象を変えられるのが一重さんの魅力です。
一方で、アイシャドウを塗ってもまぶたが重く見えてしまったり、アイラインを引いてもまぶたに隠れてしまったり…そんなお悩みを持つ一重さんもいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ヘア&メイクアップアーティストの藤原リカさんに、一重さんの目もとがより魅力的に見えるアイメイクの方法・コツを教えていただきました。
藤原リカさん
ヘア&メイクアップアーティスト
ヘア&メイクアップアーティストとしてTV・CM・雑誌・LIVEなどで活動する傍ら、美容ライターやセラピストとしても活躍中。
まずは、一重さんの目もとの魅力を最大限にいかすアイテム選びのポイントを紹介します。
アイシャドウ:
目もとをさりげなく強調するために、自然な影色を演出でき、素肌に溶け込むようなふわっとしたソフトマット質感がおすすめです。また、涙袋をつくるときに便利な、ラメ系やパール系も持っておきたいアイテム。
アイライナー:
引いたラインをぼかしやすい、ペンシルタイプやジェルタイプがおすすめ。初心者さんでも扱いやすく、失敗しにくいのも魅力です。特にクリーミィな質感のものだとぼかしやすく、目もとに深みを出したり、目を大きく見せたりできます。
アイラッシュカーラー:
一重さんはまぶたの丸みが浅くフラットな傾向にあるので、まぶたの形に沿いやすい、カーブの浅いものを選ぶと◎。
マスカラ:
まつ毛1本1本をくっきりと際立たせる、セパレートタイプのマスカラがおすすめ。また、マスカラ下地を使うとカールキープ効果が長もちしやすく、立体感のある魅力的な目もとをキープできます。
一重さんのアイメイクは、目を開けたときの見え方を意識することがポイント。初心者さんでも挑戦しやすい、アイメイクの基本をご紹介します。
上まぶたと下まぶたに分けて、アイシャドウの塗り方のコツをお伝えします。
目を開けたときと閉じたときのアイシャドウの見え方の違い
一重さんはアイシャドウやアイラインがまぶたで隠れてしまいやすいので、自分が思うより広めの範囲に塗ることが必要。そのためには、目を開けた状態でも、まぶたにのせた色が見えることを確認しながら塗るといいですよ。
まず、ミディアムカラーを目頭側に広めに塗ります(①)。
次に、目尻に向かって同じ色を横にワイドに広げて塗ります(②)。
最後に、①・②と、何もつけていない部分をなじませるように、ナチュラルベージュなどの明るい色でぼかします(③)。
下まぶたのアイシャドウ
下まぶたは、目尻側の1/3に③と同じミディアムカラーをのせ、目もと印象を引き締めつつ自然な影をつくります(④)。
そのあと、目頭側の2/3にはハイライトカラーをのせ、涙袋をつくります(⑤)。
下まぶたにアイシャドウを塗ることで、目もとを優しく強調して目が大きく見えるようにします。
一重さんのアイラインは、引くだけでなく、ぼかすことも大切です。
アイライン
一重さんのアイラインは、目の形に合わせて引くとまぶたに隠れて見えないことが多いため、正面から見たときに見える、黒目より外側から目尻側だけに引くのがおすすめ。
目幅を横に広く見せるように引くことがポイントです。
アイライナー初心者さんは、ペンシルタイプやジェルタイプで芯が柔らかいものを使うのが◎。
アイラインの上を、締め色のアイシャドウでなぞるようにしてぼかします。
アイラインをぼかすことで、より自然に目もとの深みを出し、目を大きく見せます。
アイラッシュカーラーとマスカラ下地でカールをキープさせたあとの、マスカラの塗り方のコツをお伝えします。
一重さんは、アイラッシュカーラーでまつ毛をしっかりとカールさせたあと、マスカラ下地とセパレートタイプのマスカラを使ってカールをキープするのがポイントです。短い毛もキャッチして、ボリューム感のある目もとを目指しましょう。まぶたで隠れてしまう部分のまつ毛に塗るとにじみの原因になるので、根もと部分に塗るのは避けるといいですよ。
基本の一重メイクが完成
アイシャドウとマスカラ
目をより大きく見せるには、アイシャドウで目の横幅を、マスカラで目の縦幅を拡張したような印象に見せることがポイントです。
上まぶたには、まず一重さんの基本的なアイシャドウの塗り方を。
下まぶたには少し暗めの、影色になるカラーを目のフレームに沿わずにワイドに横にのばします(①)。
下まぶた目頭側と目尻側には明るめのハイライトカラー(キラキラしてないもの)をのせて、目が大きくなったように錯覚させていきます(②)。
さらに目を強調して見せたい人は、影色になるカラーをよりダークな色にするのがおすすめ。
マスカラも基本の塗り方を押さえつつ、下まつ毛は下方向に伸ばすようにたっぷりと塗り、目が縦に大きく拡張したように見せます(③)。
写真左:基本の一重メイク 写真右:目を大きく見せる一重メイク
アイシャドウとマスカラ
よりキュートに見せるには、下まぶたのメイク感を出しながら目の縦幅を強調することと、アイテムのカラー選びが大切です。
カラーは、肌になじみやすく、やりすぎ感の出ない赤み系ブラウンをベースに、ピンク色やキラキラとした大きめラメを活用。
上まぶたは、一重さんの基本的なアイシャドウの塗り方(①・②)のあと、アイホールのやや上の方には、ラメ感のあるハイライトカラーを指で軽くのせて仕上げます(③)。
下まぶたには、目頭から黒目下まで大きめラメを仕込んで涙袋をつくることで目もとがグッと明るくなり、よりキュートでうるっとした瞳に見せられますよ。
さらに、マスカラを目の上下に縦にまっすぐ塗ることで、縦幅を強調します。
アイラインとマスカラ
クールな印象に見せるには、アイシャドウはアッシュ系のブラウンを。
アイラインは、引き締まった印象を演出する効果のある黒を選び、目尻を少し跳ね上げて引いていくのが重要なポイント。
目頭には、“く”の字型にインサイドのラインを仕込むことで目もとの印象がグッと深まります。
マスカラは、まつ毛が目尻方向に流れるように塗るとサイドにポイントができ、よりクールな印象を演出できます。
アイシャドウの塗り方やアイラインの引き方、マスカラの塗り方次第で印象をがらりと変えられるのが、一重さんの魅力です。
また、なりたいイメージに合わせたアイテムの色や質感、選び方も重要なポイントです。
ご紹介したメイク方法を参考に、ぜひ自分らしさをいかしたメイクを楽しんでみてくださいね。
※ご紹介したアイテムは、製造終了となることや価格が改定になることがあります。予めご了承ください。
公開日:2025年6月9日
藤原リカさん
ヘア&メイクアップアーティスト