プライマーの使い方は？化粧下地と一緒？塗る順番やおすすめの商品も紹介

プライマーが、美しい肌の印象づくりに欠かせないアイテムであることがわかりました。
では、数あるプライマーの中からどのように選べばよいでしょうか？

迷ってしまう人は、今の肌悩みやどんな肌になりたいかをイメージして、それに合ったプライマー選びをするといいですよ。

メイクをして時間が経つと、Tゾーンや小鼻などの皮脂分泌が多い部分を中心に、テカリやギラつきが気になり、ファンデーションがくずれてしまう・・・。そんな悩みがある人には、余分な皮脂を吸着したり、抑制したりするプライマーがおすすめ。長時間、テカリやくずれを防ぎます。
 
塗り方のポイントは、テカリやすいTゾーンや小鼻を中心に、指の腹を使って薄く均一にのばすこと。
特に小鼻の脇は塗り残しがちな部分のため、小鼻の丸みに合わせてやさしく押さえるように塗ると◎。眉の上もテカリやすいので、しっかり丁寧に塗りましょう。

乾燥による肌のつっぱりやカサつきが気になる人は、ヒアルロン酸などの肌をしっとりさせる保湿成分配合のプライマーがおすすめ。ベースメイクのあとも、しっとりした肌をキープできます。
 
塗り方のポイントは、プライマーを全体にのばしたあと、両手のひらで肌を包み込むようにして押さえ（ハンドプレス）、しっかりなじませること。目周り、口周り、頬などの特に乾燥が気になる部分には、さらに少量のプライマーを取り、やさしく指の腹でトントントンと押さえるように薄く重ねづけしましょう。

毛穴の凹凸を隠そうとファンデーションを重ねづけして、逆に毛穴が目立ってしまったという経験のある人もいるのでは？毛穴の凹凸が気になる人は、ファンデーションを厚塗りしてカバーしようとせず、毛穴の凹凸をなめらかにカバーする効果のあるプライマーをセレクトしましょう。

塗り方のポイントは、頬や眉間・額などは下から上に「の」の字を描くようにやさしくなじませること。小鼻は、小さな円を描くようにくるくる塗りを。そうすることで、肌表面だけでなく、毛穴の凹凸にもきれいにつけることができます。
 
頬に塗るときは目尻の横に手を置き、頬の毛穴が目立たなくなるまで斜めに引き上げてから、「の」の字で下地をなじませましょう。
小鼻の毛穴は様々な方向を向いているので、小さな円を描くようにくるくるとなじませましょう。塗りにくいときは、片方の手で鼻を軽く倒すと塗りやすいですよ。

目尻や目の下、口もとなどはよく動くため、特に小ジワが目立ちやすい部分です。
小ジワにファンデーションが入り込むと、余計に目立って気になりますよね。
そんな人は、小ジワの凹凸をカバーする効果の高いプライマーを選びましょう。

塗り方のポイントは、小ジワの溝になっている部分が平らになるよう、指で肌表面を張らせてからなじませること。小ジワ部分は、ヨレや塗りムラが出やすいので、少量ずつ丁寧に塗っていきましょう。

肌全体の明るさを引き上げて透明感を出したい場合は、トーンアップ効果のあるプライマーがおすすめです。自然なトーンアップ効果を求めるなら、イエロー系やオレンジ系のベージュを。肌をワントーン明るく見せ、黄みを補整したい場合は、パープル系や青み系のピンクなどのカラープライマーを選ぶと◎。

人の視線が集まりやすい顔の中央部は丁寧に塗り、髪の生えぎわやフェイスラインなどの顔の外側は、ごく薄くのばす程度でOK。一度にたくさん塗らず、少量ずつ丁寧に重ねづけしていくことで、厚塗り感を抑えながら、自然にトーンアップした肌仕上がりになります。