社員投票で選ばれ大変嬉しく思っています。
この“チークUV”は、日やけ止めだけでなく、普段のベースメイクに１つプラスするだけの手軽さでメイク感を足しながら、日やけしやすい部分を強力な紫外線からしっかりガードしたい、という発想から生まれました。メイクとしても色を楽しんでもらえるように、塗り重ねても濃くならず、内側からにじみ出るかのような透け感のある発色にしました。また、持ち運びしやすいサイズで、日中の日やけ対策やメイク直しを楽しんでいただきたいです。これからも、日やけ止めで新しい驚きと喜びのある商品を開発していきたいと思います。

この商品は、「SAND CREST」というルックテーマを表現するアイシャドウです。自然界の砂紋のように、微細な質感や色相の違いを織り交ぜた４色を重ねることで、骨格の美しさが際立つような自然な立体感を演出する設計に。一見ベーシックな配色に見えますが今の気分にあった“ベージュ”を提案するために、彩度の高いカラー（左下）やグレージュのカラー（右上）を組み合わせています。また、重ねるほどに深みが増し、濁らずに溶け合う質感にもこだわりが。左上の輝きは、パールが浮くことなく動くたびに光がめぐるような透明感を大事に、下段の２色も、マットながら微細なパールをひそませ、透け感のある発色にすることで、重ねてもその人の骨格に寄り添い肌に溶け込むような仕上がりを実現。肌への溶け込むような仕上がりとトレンド感のバランスにこだわったパレットを、ぜひお手にとっていただければ幸いです。

美しさだけでなく、その先にある希望まで引き出すことをブランドの使命とするKANEBOでは、肌だけでなく、その人の表情や存在までもが輝きだすような、自分の肌を大好きと思えるベースメイクづくりを目指しています。そしてファンデーション自体が肌そのものになり代わるような“素肌に化ける”仕上がりを常に追求。今回は、自分らしく心地よくいられて、それが見た目からも伝わるようなファンデーションの開発を目指し、感触、仕上がり、化粧もち『すべてにおいて心地よい』をとことん追求。ひと塗りで肌も気持ちも晴れ渡っていくかのように明るく満たされ、一日ずっと、自分が思い描く自分らしい、心地よい肌でいられる。そんな、肌だけでなく、気持ち・表情までも明るく晴れわたるような心地よい仕上がりをぜひお楽しみいただけたらと思います。

この商品には、携わった多くの開発担当者の想いが詰まっています。私自身、開発業務を引き継いだときに、「バームをローラーで塗る」という斬新さにとても驚きました。その一方で、化粧行動を変えるハードル、ローラーと剤の相性、プリマヴィスタから発売する意味・・・多くの課題があり、試行錯誤を重ねました。課題をクリアしていく過程で行ったインタビュー調査では、研究・マーケティング・開発メンバーが自らモデレーターとなり、お客さまの本音を深堀りすることに努めました。最終的に、「肌がかさついてファンデーションがうまく仕上がらない」というメイクストレスを解決するためには、このバームとローラーの組み合わせがいい！と自信を持てるものに。この商品で、一人でも多くのお客さまに、よりメイクを楽しんでいただけることを願っています。