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プレイパーク内【プロに聞く】から投稿されたユーザーの疑問やお悩みに対し、化粧品の開発・研究をおこなうKao Beauty Brandsの「美容のプロ」や、「その道のプロ」たちが解決方法を一緒に考える動画連載企画「ゆうこすがプロに聞いてみた!」。
今回は『女性に知って欲しいココロとカラダのこと』と題し、生理前に起こる、ココロとカラダの変化と対処法についてお届け。
ゆうこす/菅本裕子さん
1994年、福岡県生まれ。「モテクリエイター」として、SNSを中心にタレント、インフルエンサーとして活躍中。
フェムケア分野のプロ:日根麻綾さん
株式会社エムティーアイ
ルナルナ事業部 事業部長
今回の美容のプロ:山内美貴子
Kao Beauty Brands TWANYマーケティング宣伝担当
ゆうこすさん(以下:ゆう):まず、「TWANY(トワニー)」は、どういったブランドなんですか?
山内:「TWANY」は女性の美しさのリズムに着目した美容をご提案するブランドです。女性に寄り添うブランドとして、2021年の10月から、女性の健康情報サービスのパイオニアである「ルナルナ」さんとコラボレーションしまして、「TWANY」からは、美容を楽しむ情報を、「ルナルナ」さんからは、女性特有のココロとカラダの情報を提供する「フェムケアスクール」という講座を、TWANYの公式ウェブサイトの中に開設しています。
プレイパークをご覧の皆さんにも「フェムケアスクール」の内容を役立てていただきたいなと思い、「ルナルナ」の日根さんにもお越しいただきました。
日根麻綾さん(以下:日根):よろしくお願いいたします。
ゆう:生理前になると同じ場所にニキビができちゃったりとか、イライラや不安などの症状になることがあると周りから聞くことがあって、気になっているんです。
日根:もし生理前に毎回、例えば「気持ちのモヤモヤ」とか、同じような症状を感じて、生理が来たらその症状がスッと無くなっていくようであれば、それはもしかしたら「女性ホルモン」の変化が関係しているかもしれないですね。
そもそも女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があります。
2種類の女性ホルモン
【エストロゲン(卵胞ホルモン)】
妊娠するための体をつくることが目的。
成長とともに分泌量が増え、
生殖器官を発育維持させる働きをもっています。
女性らしい丸みのある体型をつくったり、
肌を美しくする作用もあるホルモンです。
【プロゲステロン(黄体ホルモン)】
妊娠を継続することが目的。
基礎体温を上げ、受精卵が着床しやすいように
子宮内膜を安定させ、
乳腺を発達させる働きもあります。
※成城松村クリニック 院長 松村 圭子 先生監修
※出典元:ルナルナ
日根:1ヶ月の生理周期の間に、これらの2つの女性ホルモンの分泌量が変化をしていき、この変化によって、カラダとココロに変化が現れてくると言われています。
ゆう:そうなんですね!その「2つの女性ホルモン」って、生理前はどんな状態なんですか?
出典元:ルナルナ
日根:この図で、生理周期の1ヶ月の中で、プロゲステロンとエストロゲンの分泌量が変化している事が分かると思います。生理前になると「エストロゲン」が、急激に分泌が低下し、この低下により「心身に不調を感じやすい」と言われています。
ゆう:すごい分かりやすいですね! ニキビなどもそうですが、このような「心身の不調」を感じる女性は多いんですか?
出典元:ルナルナ通信(調査実施時期:2021年10月22日(金)~2021年10月25日(月)
調査方法および人数:『ルナルナ』、『ルナルナ 体温ノート』、『ルナルナ ベビー』にて調査
14歳以上の女性:3,922名
日根:ルナルナユーザーに実際にお聞きしたところ、生理前に何らかの症状を感じたことのある方が、実に「94.5%」。本当に多くの方がこういった症状を感じていらっしゃいます。この生理前になんらかの心身に不調が起こる事を、月経前症候群「PMS」と言います。
ゆう:「PMS」、知ってますよ!ここ最近、カラダのバランスだったりとか、心の不調とか、生理、月経について調べるようになって、「PMS」についてはすごい学びました。「PMS」では、みんなどんな症状を感じているんですか?
日根:「PMS」の症状は様々で、個人差も非常に大きいのですが、例えば身体的症状でいうと、「肌あれ・ニキビ」は、実に50%の方が感じています。
出典元:ルナルナ通信(調査実施時期:2021年10月22日(金)~2021年10月25日(月)
調査方法および人数:『ルナルナ』、『ルナルナ 体温ノート』、『ルナルナ ベビー』にて調査
14歳以上の女性:3,922名
ゆう:友人が頭痛と腹痛がすごくて、やっぱり働きながらだと、上司にもなかなか言いづらいじゃないですか。
日根:「PMSで(仕事休みます)」って何…?ってなっちゃいますもんね。
ゆう:もっと知ってほしい!この動画、男性のみんなにも見てほしいです!
出典元:ルナルナ通信(調査実施時期:2021年10月22日(金)~2021年10月25日(月)
調査方法および人数:『ルナルナ』、『ルナルナ 体温ノート』、『ルナルナ ベビー』にて調査
14歳以上の女性:3,922名
日根:「身体的症状」の他に、「精神的症状」が出る方もいて、このような結果になっています。
ゆう:すーっごい分かります!昔の私は特にひどくて、イライラ、怒りっぽくなる、過食、不安、集中力低下、(抑)うつ…、もうほぼほぼ。だから旦那さんには「どうしたの?」って言われて、旦那さんと一緒に、「PMS」を勉強していったんですよ。
山内:日根:素晴らしい!
山内:相当つらい時期ですよね。どうしていたんですか?
ゆう:最初は私も分からなかったから、「なんかムカつく」「なんかイライラする」「なんか不安」など、(旦那さんと)ただの喧嘩になっていたんですけど、“確かに生理周期が重なる時にこうなっているよね”となり、「PMS」について話し合うようになっていきました。
山内:素敵な関係!
日根:ゆうこすさんが「生理周期との関連に気づいた」とおっしゃっていた通りで、まずは「これがPMSなのかどうか?」気づく為にも、ご自身の生理周期と症状が連動しているのか、いつどういう風に起きているのかを記録し把握できると、自分の「PMS」のパターンが見えてきて、ご自身なりの対処ができるかなと思います。
山内:ご自身の女性ホルモンの変化を把握することで、「調子の良い時」に特別な予定を入れて目一杯楽しんだり、「不調が起こる時」に無理しないなど、自分を大切にするということが見えてくると思うので、ぜひ、今回の日根さんのお話を、日常生活にいかしていただければと思います。
ゆう:今日は、生理前、「PMS」の症状についてなど、詳しく教えていただき、本当に参考になりました!みんなも、生理前に自分の体と心に何が起きやすいのか、知るところから始めていきましょう!
2023年2月27日
ゆうこす/菅本裕子さん
1994年、福岡県生まれ。「モテクリエイター」として、SNSを中心にタレント、インフルエンサーとして活躍中。
日根麻綾さん
株式会社エムティーアイ ルナルナ事業部 事業部長
山内美貴子
Kao Beauty Brands TWANYマーケティング宣伝担当