口紅はつけることで、顔の印象を明るくし、血色を良く見せることができます。
口紅の太さは様々ですが、唇の厚みよりも太いタイプは、つけるときにはみ出しやすいため、細めのタイプを選ぶのがおすすめです。唇の厚みより太いタイプでつける場合は、指を使用して仕上げると、はみ出しを防ぎやすくなります。
また、出てくる部分が斜めのタイプは、唇の形に合わせやすくはみ出しにくいため、ここではその形状でのつけ方を紹介します。
口紅が出てくる部分に触れながら確認する方法もありますが、指を汚したくない場合は次の方法がおすすめです。
蓋をはずし、くり出していない状態で下唇の中心に口紅を当てます。斜めになっている部分の高い方が上にくるように調整します。下唇に当てた状態で、口紅が唇に触れるまでくり出していきます。下唇に触れてから、更に半周程度くり出します。
つける順番は、1. 下唇、2. 上下の唇をすり合わせる、3. 上唇です。
つけるときは口を少し開けて、口角を少し横にひきます。『え』と発音するときの口の形です。
まずは下唇の半分を、中央から口角に向かってつけます。
口紅が輪郭からはみ出さないように、斜めになっている部分の高い方を進行方向に向けて持ち、下唇の中央に当てます。中央から口角に向かって、唇のカーブに沿うようにすべらせます。
これを一往復行います。
次に、反対側の下唇も同じように一往復行います。
すり合わせる動作が大きすぎると、口紅がはみ出しやすくなるため気をつけましょう。
斜めになっている部分の高い方が上にくるように持ちます。唇の中心に口紅を当て、高い部分が上唇の輪郭に沿うように口角に向かって動かします。
中央から左右に1回ずつ、すべらせて仕上げます。
口紅は口角までつけずに、上下の中央部分だけに塗り、その後小指の先を使って口角までのばす方法がおすすめです。
指を使用した場合は、必ず指先を拭き、顔の他の部分や、洋服などにつかないように気をつけましょう。気づかずについてしまうこともあるため、あらかじめティッシュなどを準備しておきましょう。
口紅に蓋をするときは、口紅が出ている状態だと蓋を閉める際に当たってしまう可能性があるため、くり出した部分を容器の中に戻してから閉めましょう。