リキッドファンデーションの
つけ方


リキッドファンデーションのつけ方


ファンデーションはつけることで、肌を自然に明るく見せることができます。
リキッドタイプは、適度なカバー力で、ツヤ感と透明感を演出し、ナチュラルな肌に仕上げてくれます。


つける前の基本情報


きれいに仕上げるポイント

  • ファンデーションをつける際は、フェイスラインに向かって徐々に薄くなるようにすることで、首とのつながりが自然になります。
    また、ファンデーションをつけるとき、力が強すぎると肌に負担がかかるため、やさしい力ですべらせるようにつけましょう。
  • 今回のつけ方は、指を使用して両手同時につけた後、スポンジで密着させます。
    ファンデーションをのばすときの一連の動きを、指が肌に触れたまま動かすことで、塗り残しが少なく、細かい部分までムラなくのばすことができます。
    このとき、指先でつけるのではなく、第二関節くらいまで使うことを意識しましょう。ファンデーションをのばすときは、人さし指は力が入りやすいため、中指と薬指がおすすめです。
  • 指を使用するため、あらかじめウエットティッシュなど拭くものを準備しておきます。また、髪の毛をピンで止めておくなど他のところにファンデーションがつかないように気をつけましょう。
  • リキッドタイプなど液体がこぼれやすいものを使うときは、ティッシュを敷いて、その上でメイクをすると安心です。
  • 密着させるときに使用するため、スポンジを準備します。

つけ方


一度に使用する量が分かりやすい、ポンプタイプを使用します。
つける流れは、1. 顔全体にのばす、2. 顔の周りをぼかす、3. 顔全体のファンデーションを肌に密着させる、です。顔全体にのばす際は、「頬、ひたい、目の周り、鼻、口の周り」の順に、指を肌につけたまま離さずに動かします。
この動きをスムーズに行うために、最初はファンデーションをつけず、指の動きだけを練習しておきましょう。


1. 顔全体にのばす

顔全体につける適量は、ポンプ1押しです。
まずポンプの吹き出し口を確認します。吹き出し口を中指の第二関節に当てます。ポンプをゆっくり押しながら、指先に向かって動かし最後まで押し切って、ファンデーションを出します。
次に、出したファンデーションを反対側の中指とすり合わせます。他の指に広げすぎないように、両手の中指を3回程度すり合わせましょう。

ファンデーションをつけた中指に薬指を沿わせます。
2本の指を使って、両手同時に動かしながら顔全体にのばします。

まずは頬です。両側の頬の高い所に、2本の指を置きます。
分かりにくい場合は、にっこり笑ったときに高くなる位置を目安にしましょう。
指を置いたところを中心に、小さい円を描きながら塗りはじめ、徐々に大きな円を描くように、渦巻きを描くように5回程度広げていきます。
このとき、円の横幅がフェイスラインあたりや、鼻の横あたりまで広がるようにのばします。

次はひたいに移動します。
指は肌につけたまま、鼻の側面から、眉間(眉と眉の間)を通って、ひたいの中央まで指を動かします。
ひたいの中央は塗り残しやすいため、片方の手から動かしましょう。
中央からこめかみに向かって、くるくる円を描きながらのばします。
反対の手も同様に、中央からこめかみまでのばします。

次は目の周りに移動します。
こめかみから両手同時に、目の周りにつけていきます。
まず下まぶたを、目尻から目頭に向かってのばします。次に目を閉じて、上まぶたを目頭から目尻に向かってのばし、目の周りを一周します。
この動作をもう一度繰り返しましょう。

次は鼻に移動します。
指は肌につけたまま、両手同時にこめかみから目の下を通って、眉間(眉と眉の間)まで動かします。
まず片方の手を使い、眉間から鼻筋を通って鼻先までのばします。
鼻先から眉間まで戻り、続いて両手同時に眉間から鼻側面を通って、小鼻までのばしましょう。

次は口の周りに移動します。
指は肌につけたまま、両手を小鼻から左右の口角までそれぞれ動かします。
口の周りは片手ずつ行います。
片方の手で唇の上を、口角から反対側の口角まで一往復させてのばします。
反対の手で唇の下も、口角から反対側の口角まで一往復させてのばします。
これで唇の周りを一周しました。
次に、同じ動きで今つけたところよりひと回り大きくのばしましょう。

ここまでの動きは、指を肌から離さずに行います。


2. 顔の周りをぼかす

中指と薬指の第二関節までを使って、両手同時にぼかします。
まずはフェイスラインです。フェイスラインは、耳の手前のもみあげ部分から、あご先までです。
もみあげから耳の方向に指をすべらせてぼかします。指を動かす距離は短く、3センチくらい、軽く外側にすべらせるイメージです。
同じ動きを繰り返して、もみあげからあご先まで仕上げましょう。

あご先まで終えたら、次はひたいの髪の生えぎわからこめかみまでです。今と同じ動きで、軽く外側に指をすべらせてぼかしましょう。このようにぼかすことで、より自然な仕上がりになります。

ファンデーションを全体に密着させる前に、一度手を拭きます。
指の横にファンデーションがついている場合もあるので、ウエットティッシュなどでしっかり拭きましょう。


3. 顔全体のファンデーションを肌に密着させる

スポンジを使用して、顔全体に密着させます。そうすることで肌へのフィット感が高まり、自然な仕上がりになります。
広い面が肌に当たるように、スポンジを持ちます。
ファンデーションをのばしたときと同じ順番で「頬、ひたい、目の周り、鼻、口の周り」に、少しずつ位置を変えながらスポンジをやさしく当てて密着させます。
このとき、すべらせたり強く押し当てたりすると、つけたファンデーションが取れてしまうことがあるので、気をつけましょう。
顔全体に密着させた後、細かい部分も同様にやさしくスポンジを当てて、仕上げていきます。特に注意したい箇所は、目頭のくぼみ、目尻のくぼみ、まつ毛の生えぎわ、目の下、小鼻の周りのくぼみ、鼻先の下(鼻の穴と鼻の穴の間)、口角、下唇の下のくぼみなどです。


補足情報


使用後は、ポンプの吹き出し口にファンデーションが残ったままにしないよう、ティッシュなどで拭き取り、清潔にしておきましょう。


リキッドファンデーションの
つけ方
補足情報動画(音声を聞く)



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