プリマヴィスタ スキンプロテクトベース<皮脂くずれ防止> 超オイリー肌用
税込3,080円(My Kao Mall販売価格)
スキンプロテクトベース<皮脂くずれ防止> 超オイリー肌用
プリマヴィスタ
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今回はメンズメイク初心者さんに向けて、清潔感のある印象を生み出すメンズメイクのファーストステップとして、入門編をお届けします。
ご紹介するのは、初心者さんでも挑戦しやすい「日中の皮脂テカ防止」「ひげカバー」「眉メイク」の簡単メイク方法3つです!
三国屋陽介
花王ビューティリサーチ&クリエーションセンター メイクアップアーティスト
ライフスタイルに合わせたパーソナルメンズメイク提案が得意。
花王ビューティリサーチ&クリエーションセンター(以下、BRCC)が、10~50代の男性を対象に実施した意識調査では、20代以降はどの年代も「ベタつき・脂っぽさ」に悩んでいました。さらに、「自分以外の男性のベタつき・脂っぽさやテカリが気になったことがあるか?」の質問をしたところ、2人に1人が「経験がある」と回答していました。
多くの男性は皮脂やベタつきを“落とす”対策を中心に行っていますが、実はメイクアイテムで日中のベタつき対策ができるんです。ここでは、皮脂やテカリをベースメイクで抑える方法をご紹介します。
日中の皮脂によるベタつきやテカリを防ぐには、余分な皮脂を吸着する効果のあるメイクアップベースや日やけ止めを塗ることがおすすめです。どちらも初心者さんでも挑戦しやすいアイテム。ベタつき・脂っぽさやテカリのない肌は、清潔感のある肌印象につながりますよ。
①両頬に適量の1/3ずつ、残りの1/3を額・鼻・あごに置きます。
➁頬は内側~外側に向かって丁寧に広げます。
③額・鼻・口周りにもなじませ、特に小鼻のような細かい部分は丁寧に塗り残しのないようにのばします。
④自然に見せるには、フェイスラインが薄くなるようにのばすのがポイント。
フェイスラインにたまっていないか確認し、たまっている場合は外側に向かってなじませます。
メイクアップベースや日やけ止めの仕上げにフェイスパウダーを使うことで、肌表面はサラサラな質感となり、日中でもベタつきを抑えられた、清潔感のある肌印象を演出できます。
適量のパウダーをパフにもみ込むようによくなじませておくと、きれいに仕上げられます。
額→鼻筋→鼻の側面→口周りに広げ、最後に頬になじませます。テカリやすい眉の上、小鼻の周りは丁寧におさえます。
男性の顔の中でも存在の大きいひげ。ひげの有り無しで、顔の印象が異なって見えます。ひげの濃さや色みなどが気になる場合には、ベースメイクアイテムを使用することで自然にカバーできますよ。
ひげを剃ったあとでも、毛穴に残ったひげや毛根が皮膚から透けて、青く見えることがあります。この青みが気になる場合には、ファンデーションやコンシーラーなどを使って、上から色をのせることでカバーできます。初心者さんにおすすめなのは、肌の色みを整える効果のあるコントロールカラーを使用すること。ひげの青みの反対色のオレンジ系を使うことで、いかにもメイクした、という感じを出さずにカバーすることができます。
中指の第1関節に指が透ける程度の量が目安。
(一度にたくさん取らずに、少量ずつつけるときれいにカバーできます。)
①ひげの気になる部分にのせます。
➁ひげの生え方に逆らってなじませます。
③ひげの生え方に沿って、表面を整えながら周りになじませます。
④あご裏は忘れがちなので、最後に塗れているか確認を。
第一印象を大きく変える眉。眉毛をすっきりきれいに整えることで、清潔感もアップします。ベースメイクをするにはまだちょっと勇気が・・・と思っているメンズメイク初心者さんは、自然な眉メイクをすることから始めてもいいでしょう。そのためには、まず自然な「眉のバランス」を知ることが大切です。
●眉頭の位置:目頭よりやや鼻筋側
●眉山の位置:目尻の周辺の上で、眉頭から見て眉全体の長さの3/4
●眉尻の高さ:眉頭と同じかやや上
●眉の太さ:黒目と同じくらい
●眉の濃さ:中央は濃く、眉頭はやや薄く、眉尻はやや薄く
一番簡単に眉を整える方法は、ブラッシングです。アイブロウ専用のスクリューブラシなどを使って眉をとかすことで、毛流れを整え、自然な印象の眉に見せることができます。
4か所にわけて、矢印の方向に向かって整えます。
ブラッシングをしても「自然な眉のバランス」の範囲から大きくはみ出している毛がある場合は、眉毛カット用のハサミや毛抜きを使用して余分な毛を取り除き、眉の形を美しく整えることをおすすめします。
眉メイクアイテムには様々なタイプがありますが、ここでは眉メイク初心者さんが使いやすい3タイプのアイテムを使って、自然に見える眉メイクの方法をご紹介します。タイプごとの特長を知った上でアイテムを選択すると、より理想の仕上がりに近づきます。
眉メイクを行う際は、まずブラッシングをし、自分の眉の状態を把握します。
A~Dの4か所の中で、毛の足りない所を確認します。
毛の足りない所を、薄く埋めるように描きます。眉頭はやや薄く、中央は濃く、眉尻はやや薄くというように、濃淡をつけると自然な仕上がりになります。濃くしたい所からパウダーをのせていく方が失敗しにくく、おすすめです。
①眉中央(B)~(C)辺りに、毛流れに逆らうように描き足します。
➁眉中央(C)➡眉尻(D)に向かって毛流れを整えながらなじませます。
③眉頭(A)に描き足します。
毛流れをくずさずに、足りない所に1本ずつ毛を足すように描きます。眉頭はやや薄く、中央は濃く、眉尻はやや薄くというように、濃淡をつけると自然な仕上がりになります。濃くしたい所から描く方が失敗しにくく、おすすめです。
①眉中央(B)~(C)辺りに、描き足します。
②眉尻(D)に、描き足します。
③眉頭(A)に、描き足します。
①B→C→D→Aの順に、毛流れに逆らうようにブラシを動かし、毛の根元にも色をつけます。毛流れに逆らうようにブラシを動かすことで、毛全体に色をつけることができます。
②次にA→B→C→Dの順に、毛流れに沿ってブラシを動かし、毛流れを整えます。
※眉マスカラでも透明感のあるクリアタイプは、①の手順は行わず、➁のみで仕上げます。
メイクの前にスキンケアで肌を整えておくと、よりメイクの仕上がりが高まります。また、メイクをしたときにはクレンジング料を使ってメイクを落とす必要があります。メンズスキンケアの基本はこちらの記事でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
メンズメイク入門編はいかがでしたか?少しメイクをするだけで、自然でさりげない清潔感のある印象になりますよ。ぜひ、メンズメイクのファーストステップとしてご紹介した、ベースメイクや眉メイクに挑戦してみてくださいね。
※ご紹介したアイテムは製造終了となる場合があります。予めご了承ください。
2024年3月11日
三国屋陽介
花王ビューティリサーチ&クリエーションセンター メイクアップアーティスト