ビギナーさん必見!欲しいのは清潔感!メンズメイク入門編

メンズメイクで清潔感を!初心者さんでも簡単にできる自然に見せるメイク方法「日中の皮脂テカ防止」「ひげカバー」「眉メイク 」を解説

今回はメンズメイク初心者さんに向けて、清潔感のある印象を生み出すメンズメイクのファーストステップとして、入門編をお届けします。
ご紹介するのは、初心者さんでも挑戦しやすい「日中の皮脂テカ防止」「ひげカバー」「眉メイク」の簡単メイク方法3つです! 

三国屋陽介
花王ビューティリサーチ&クリエーションセンター メイクアップアーティスト
ライフスタイルに合わせたパーソナルメンズメイク提案が得意。

メンズメイクで皮脂によるベタつきやテカリを抑えるには

「ベタつき・脂っぽさ」は男性の肌悩みトップ

花王ビューティリサーチ&クリエーションセンター(以下、BRCC)が、10~50代の男性を対象に実施した意識調査では、20代以降はどの年代も「ベタつき・脂っぽさ」に悩んでいました。さらに、「自分以外の男性のベタつき・脂っぽさやテカリが気になったことがあるか?」の質問をしたところ、2人に1人が「経験がある」と回答していました。

多くの男性は皮脂やベタつきを“落とす”対策を中心に行っていますが、実はメイクアイテムで日中のベタつき対策ができるんです。ここでは、皮脂やテカリをベースメイクで抑える方法をご紹介します。

メイクアップベース・日やけ止めで皮脂テカ対策

日中の皮脂によるベタつきやテカリを防ぐには、余分な皮脂を吸着する効果のあるメイクアップベースや日やけ止めを塗ることがおすすめです。どちらも初心者さんでも挑戦しやすいアイテム。ベタつき・脂っぽさやテカリのない肌は、清潔感のある肌印象につながりますよ。

●塗り方

①両頬に適量の1/3ずつ、残りの1/3を額・鼻・あごに置きます。

➁頬は内側~外側に向かって丁寧に広げます。

③額・鼻・口周りにもなじませ、特に小鼻のような細かい部分は丁寧に塗り残しのないようにのばします。

④自然に見せるには、フェイスラインが薄くなるようにのばすのがポイント。
フェイスラインにたまっていないか確認し、たまっている場合は外側に向かってなじませます。

フェイスパウダーでベタつきにくいサラサラな質感に

メイクアップベースや日やけ止めの仕上げにフェイスパウダーを使うことで、肌表面はサラサラな質感となり、日中でもベタつきを抑えられた、清潔感のある肌印象を演出できます。

●パフを使用する際のポイント

適量のパウダーをパフにもみ込むようによくなじませておくと、きれいに仕上げられます。

●つけ方

額→鼻筋→鼻の側面→口周りに広げ、最後に頬になじませます。テカリやすい眉の上、小鼻の周りは丁寧におさえます。

●サラサラで清潔感のある仕上がり

仕上がりイメージ

メンズメイクで気になるひげの濃さや色みを自然にカバーするには

男性の顔の中でも存在の大きいひげ。ひげの有り無しで、顔の印象が異なって見えます。ひげの濃さや色みなどが気になる場合には、ベースメイクアイテムを使用することで自然にカバーできますよ。

青ひげカバーにおすすめのベースメイクアイテム

ひげを剃ったあとでも、毛穴に残ったひげや毛根が皮膚から透けて、青く見えることがあります。この青みが気になる場合には、ファンデーションやコンシーラーなどを使って、上から色をのせることでカバーできます。初心者さんにおすすめなのは、肌の色みを整える効果のあるコントロールカラーを使用すること。ひげの青みの反対色のオレンジ系を使うことで、いかにもメイクした、という感じを出さずにカバーすることができます。

コントロールカラーで青ひげをカバー

●使用量の目安

中指の第1関節に指が透ける程度の量が目安。
(一度にたくさん取らずに、少量ずつつけるときれいにカバーできます。)

●塗り方

①ひげの気になる部分にのせます。

➁ひげの生え方に逆らってなじませます。

③ひげの生え方に沿って、表面を整えながら周りになじませます。

④あご裏は忘れがちなので、最後に塗れているか確認を。

●青ひげを自然にカバーした仕上がり

おすすめのベースメイクアイテム

超オイリー肌用 本気でテカリたくない人に プリマヴィスタ スキンプロテクトベース<皮脂くずれ防止> 超オイリー肌用

プリマヴィスタ スキンプロテクトベース<皮脂くずれ防止> 超オイリー肌用
税込3,080円(My Kao Mall販売価格)

肌印象を自在に操るカラープライマー アンリクス インプレスカラーウェア フォギーオレンジ

アンリクス インプレスカラーウェア フォギーオレンジ
税込3,080円(希望小売価格)

超オイリー肌用フェイスパウダー プリマヴィスタ EXマットパウダー 超オイリー肌用

プリマヴィスタ EXマットパウダー 超オイリー肌用
税込1,980円(My Kao Mall販売価格)

メンズメイク初心者さんは眉メイクから始めるのもおすすめ

第一印象を大きく変える眉。眉毛をすっきりきれいに整えることで、清潔感もアップします。ベースメイクをするにはまだちょっと勇気が・・・と思っているメンズメイク初心者さんは、自然な眉メイクをすることから始めてもいいでしょう。そのためには、まず自然な「眉のバランス」を知ることが大切です。

自然な眉のバランス

●眉頭の位置:目頭よりやや鼻筋側
●眉山の位置:目尻の周辺の上で、眉頭から見て眉全体の長さの3/4
●眉尻の高さ:眉頭と同じかやや上
●眉の太さ:黒目と同じくらい
●眉の濃さ:中央は濃く、眉頭はやや薄く、眉尻はやや薄く

自然な眉に整える

一番簡単に眉を整える方法は、ブラッシングです。アイブロウ専用のスクリューブラシなどを使って眉をとかすことで、毛流れを整え、自然な印象の眉に見せることができます。

●ブラッシングの方法

4か所にわけて、矢印の方向に向かって整えます。

●ブラッシングの仕上がり

ブラッシングをしても「自然な眉のバランス」の範囲から大きくはみ出している毛がある場合は、眉毛カット用のハサミや毛抜きを使用して余分な毛を取り除き、眉の形を美しく整えることをおすすめします。

メンズの眉メイクを自然に見せるには

眉メイクアイテムには様々なタイプがありますが、ここでは眉メイク初心者さんが使いやすい3タイプのアイテムを使って、自然に見える眉メイクの方法をご紹介します。タイプごとの特長を知った上でアイテムを選択すると、より理想の仕上がりに近づきます。

初心者さんにおすすめの眉メイクアイテム

パウダータイプ:やさしく柔らかい、自然な仕上がりの眉が描ける ペンシルタイプ:繊細な眉が簡単に描ける マスカラタイプ:簡単に毛流れを生み出したり、眉の色を変えられ、汗や水にも落ちにくい

眉メイクの手順

眉メイクを行う際は、まずブラッシングをし、自分の眉の状態を把握します。

A~Dの4か所の中で、毛の足りない所を確認します。

●パウダータイプの場合

毛の足りない所を、薄く埋めるように描きます。眉頭はやや薄く、中央は濃く、眉尻はやや薄くというように、濃淡をつけると自然な仕上がりになります。濃くしたい所からパウダーをのせていく方が失敗しにくく、おすすめです。

①眉中央(B)~(C)辺りに、毛流れに逆らうように描き足します。

➁眉中央(C)➡眉尻(D)に向かって毛流れを整えながらなじませます。

③眉頭(A)に描き足します。

●パウダータイプの仕上がり

仕上がりイメージ

●ペンシルタイプの場合

毛流れをくずさずに、足りない所に1本ずつ毛を足すように描きます。眉頭はやや薄く、中央は濃く、眉尻はやや薄くというように、濃淡をつけると自然な仕上がりになります。濃くしたい所から描く方が失敗しにくく、おすすめです。

①眉中央(B)~(C)辺りに、描き足します。

②眉尻(D)に、描き足します。

③眉頭(A)に、描き足します。

●ペンシルタイプの仕上がり

仕上がりイメージ

●マスカラタイプの場合

①B→C→D→Aの順に、毛流れに逆らうようにブラシを動かし、毛の根元にも色をつけます。毛流れに逆らうようにブラシを動かすことで、毛全体に色をつけることができます。

②次にA→B→C→Dの順に、毛流れに沿ってブラシを動かし、毛流れを整えます。

※眉マスカラでも透明感のあるクリアタイプは、①の手順は行わず、➁のみで仕上げます。

●マスカラタイプの仕上がり

仕上がりイメージ

おすすめの眉メイクアイテム

立体的な目元を演出する3色入りのパウダーアイブロウ ケイト デザイニングアイブロウ3D

ケイト デザイニングアイブロウ3D
全8種(内WEB限定3色) 税込1,210円(My Kao Mall販売価格)

印象決める眉芯も影も自在に描けるアイブロウペンシル カネボウ アイブロウシェイドペンシル

カネボウ アイブロウシェイドペンシル
全2色 税込4,400円(希望小売価格)

眉色・質感・毛流れを操り、表情にみなぎる躍動感を カネボウ スタイリングアイブロウフィクサー

カネボウ スタイリングアイブロウフィクサー
全3色 税込3,300円(希望小売価格)

メイクだけでなくスキンケアも意識

メイクの前にスキンケアで肌を整えておくと、よりメイクの仕上がりが高まります。また、メイクをしたときにはクレンジング料を使ってメイクを落とす必要があります。メンズスキンケアの基本はこちらの記事でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

まとめ

メンズメイク入門編はいかがでしたか?少しメイクをするだけで、自然でさりげない清潔感のある印象になりますよ。ぜひ、メンズメイクのファーストステップとしてご紹介した、ベースメイクや眉メイクに挑戦してみてくださいね。

※ご紹介したアイテムは製造終了となる場合があります。予めご了承ください。

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