美容家・小林ひろ美さんに聞く 春からのUV対策 

【春こそ紫外線に注意】おすすめUV対策を小林ひろ美さんが語る!日やけ止めの塗り方や選び方も

柔らかな日差しが心地よく、外出したくなる春。実はこの時期紫外線量が徐々に増え始めているため、一年中美肌をキープしたいという人こそ、春から紫外線対策をしっかりしましょう。今回は透明感のある美肌の持ち主の、美容家・小林ひろ美さんに「おすすめUV対策」について伺いました。

小林ひろ美さん
美・ファイン研究所主宰。リバイタライズサロン「クリーム」ディレクター。独自のメソッドやコスメを生かす工夫など、楽しみながらきれいになれる美容術に定評あり。

肌状態の変化に気づき小麦肌派➡UV対策重視派に

「一年を通して日やけ止めは欠かせない存在。」そう話すのは、誰もが憧れるほどのつやと透明感のある美肌の持ち主、美容家・小林ひろ美さん。

そんな小林さんですが、10代の頃から長らく日やけを繰り返す全身小麦肌だったそう。ところが32歳になったときに、シミやシワ、乾燥など急激な肌の変化に直面したことで、UV対策に意識を向けるようになったといいます。

「肌の変化に気づいてからは、シミ予防できる薬用化粧品を使って、メラニンの生成を抑えシミ・ソバカスを防ぐケアをするのはもちろんのこと、これ以上のダメージは蓄積させないためにUV対策をとにかく意識しています。私の場合、日やけ止めを使ったUV対策は一年中必須です。また春は防寒対策もかねてストールやスカーフで首やデコルテの肌を紫外線から守ったり、日傘やサングラスを身につけたりといった工夫もしています。」(小林さん)

[紫外線の基本]実は要注意!春の紫外線

紫外線量の変動を見てみると、実は春前から徐々に紫外線量が増えていきます。日差しが強くなるのはまだ先のこと…と思って油断している方は、要注意です。

紫外線量の年間変動

※気象庁HPより観測地つくばの2011~2020年(10年間)月平均データを元に、花王ビューティリサーチ&クリエーションセンターでグラフ化。 UVA:全天日射量データより推算 UVB:日積算UV-B量を用いて算出

紫外線は、UVA、UVB、UVCの3つに分けられます。その中でも特に気をつけたいのが、地上に降り注ぐ紫外線の約95%を占めるUVA。波長が長く、雲や窓ガラスを透過します。そのため、天候に関わらず屋内にいるときでさえも浴びているので、注意が必要です。

ほかにも紫外線には、太陽から降り注ぐのは5%ほどと少量ながら肌への影響が大きいUVB、危険度は高いけれど上空のオゾン層に阻まれ地表には届かないUVCがあります。

「春はおだやかな日差しと暖かさがとても気持ちのいい季節ですが、紫外線量は徐々に増えています。UV対策はもっと日差しが強くなってからと油断していると、知らず知らずのうちに日やけしてしまうんです。」(小林さん)

日やけ止めの選び方

紫外線防止効果のある製品には、紫外線(UVB、UVA)を防ぐ効果の程度を、「SPF」や「PA」で表示しています。SPFは数値が高いほど(SPF50より高い値はSPF50+で表示)UVBにより赤くなること(日やけ)への防止効果が高く、PAは「+」の数が多い(+~++++の4段階表示)ほど、UVAの防止効果が高くなります。

日やけ止めの選び方は色々ありますが、おすすめはシーンに合わせて選ぶことです。散歩や買い物など比較的短時間の外出なのか、長時間屋外でスポーツやレジャーを楽しむのかで選びましょう。水に触れる場合は、ウォータープルーフなど耐水性のあるアイテムを選ぶのがおすすめ。

その他に、以下のような選び方もあります。

  • ・塗りたい部位で選ぶ(顔用/からだ用)
  • ・好みの使用感で選ぶ(ミルクタイプ/ジェルタイプなど)
  • ・利便性で選ぶ(持ち運びやすさ、塗り直しやすさなど)

UV対策重視派の小林さんは「長時間屋外で過ごす際には、SPF50の日やけ止めを。対して、オフィスや自宅といった屋内で過ごすようなときは、SPF30程度のものを使うようにしていて、シミ予防成分※1を配合しているものや、保湿成分などの美容成分がたっぷり入っているものなどを使い分けている」とのこと。屋内でもしっかり紫外線対策をすることが、小林さんの美しい肌を保つ秘訣の一つなのかもしれませんね。

また、「保湿力の高い日やけ止めを選んだり、のびがよいテクスチャーで、肌に負担をかけないのも大切です」と小林さんは話します。

※1メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ 有効成分

日やけ止めの塗り方のポイントと塗り直しのコツ

日やけ止めの塗り方にもポイントがあります。

顔に塗る場合は指の腹を使って、少量ずつ均一になるように塗ります。
体には、隙間も筋ムラもなく均一に塗れる「らせん&一方向塗り」がおすすめ。日やけ止めを肌にのせて、まずはらせんを描くようにくるくるとのばしてから、一方向にのばします。

また忘れてはいけないのが、日中の塗り直しです。上手に塗っていても、汗や水で流れたり、タオルや洋服で擦れて取れてしまうと、期待した効果が得られません。2〜3時間を目安に、こまめに塗り直しましょう。

「顔に日やけ止めを塗るときには、眉間や小鼻横、フェイスライン、耳の裏など、塗り残しやすいパーツは特に意識して塗りましょう。スキンケアの延長で日やけ止めを塗ると、キレイに仕上がりますよ。日中に日やけ止めを塗り直すときは、手のひらに日やけ止めを広げて、顔を上向きに。スタンプを押すようにしてつけると、擦ることがないので、メイクをくずさずにつけることができます。」(小林さん)

小林さんお気に入りの日やけ止め3選!

Kao Beauty Brandsの日やけ止めの中から、小林さんがお気に入りという3アイテムをご紹介。塗り直しにもぴったりのアイテムは要チェックです!

アイテム 1

肌にみずみずしいハリを与えるUV美容液 エスト UV プロテクト セラム SPF50+・PA++++

エスト UV プロテクト セラム
SPF50+・PA++++
40g 税込11,000円(希望小売価格)

「エイジングケア※2美容液にUV対策機能がプラスされているのが嬉しい!」(小林さん)
※2 年齢に応じた潤い、ハリのお手入れ

アイテム2

汗・皮脂・こすれに強く塗りたて顔印象続くチークUV アリィー クロノビューティ カラーオンUV チーク SPF50+・PA++++

アリィー クロノビューティ カラーオンUV チーク
SPF50+・PA++++
15g 全2色 税込1,760円(My Kao Mall 販売価格)

「まさに目から鱗のアイテム。日やけしやすい頬をきれいに装ってくれます。色みも可愛く使いやすい!ポーチに入るミニサイズなので、メイク直しでも活躍します。」(小林さん)

アイテム3

紫外線に狙われ続ける肌に、ツヤと香りのミストUV カネボウ チアリング ミスト UV SPF50+・PA++++

カネボウ チアリング ミスト UV
SPF50+・PA++++
30ml 税込3,300円(希望小売価格)

「みずみずしい使用感が心地よく、メイク直しで使用しても肌にピタッと留まります。」(小林さん)

Kao Beauty Brands 新作日やけ止め

2024年春の新作も見逃せません。要チェックです!

塗りたての顔印象 長時間つづく美耐久プライマーUV アリィー クロノビューティ ラスティングプライマーUV SPF50・PA++++

アリィー クロノビューティ ラスティングプライマーUV
SPF50・PA++++
25g 税込1,980円(My Kao Mall 販売価格)

うるおってなめらかボディへ導く、UV美容液 アルブラン ブライトニングスキントリートUV SPF50+・PA++++

アルブラン ブライトニングスキントリートUV
SPF50+・PA++++
医薬部外品 メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
販売名:アルブラン ブライトニングスキントリートUV
80g 税込2,750円(希望小売価格)

まとめ

今回は美容家の小林さんと「春からのUV対策」をテーマにお届けしました。ご自身の今の肌状態が気になるという方でも、かつて小麦肌だった小林さんのように、UV対策への意識次第で美しい肌を目指せます。暖かな日差しが心地よい日がこれから増えてくるので、油断はせずに、UV対策を心がけましょう。

※ご紹介したアイテムは製造終了となる場合があります。予めご了承ください。

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